One more glass of Red wine7 (ページ21)

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「いただきます」

「どうぞ召し上がれ(笑)」

「っんま！！」

「いっぱい食べてね。あ！ジョンウンとリョウガも呼ぼうか！」

「却下。スマホから直ちに手を放し座ってください。」

「ぇぇえええ、、、余っても日本にいる間、私ひとりじゃ、、あ！チャンミンがいた！」

「・・・・・ココに呼んだりしたらオレとチャンミンとの友情はなくなると思え」

「ええ、、、ｺﾜ。でもコレ全部とか太るよ」

「ヌナの手料理で太るなら本望だよ。ドンヘヒョンに自慢するし・・・(笑)」

「・・・・・ドンヘにも今度作ってあげよう。ちょっと太った方がいいよね？ドンヘ(笑)」

「それは今度宿舎で是非みんなにお願いします」って大きなため息をひとつ吐き出したキュヒョン(笑)

こういうところも大好きなところ・・・(笑)

「ね？」

「ん？」

「事務所に話すの待ってね。」

「んん？」

「1人でとか思ってるのかもしれないけど一緒に話すから約束して」

「わかってるよ。帰ったら忙しいよ、寝る暇あんのか？おお？？って感じだよ、話す暇なんてないよ。」

「・・・・・・」

「大事な話だから」

「・・・・・ん」

「約束する」ってキスをされた。

そんなキスで納得したわけでもないし騙されないけど

騙されてあげる・・・

だって色々だよね。
私が居たら言えないこともあると思うし、、、

『日本人のスタイリストが何を勘違いしたのかアーティストに手を出した』

あの時、私を呼び出しこう言った事務所スタッフは今もいる。
ヘソンの右腕みたいな人で当時キュヒョン達のスタッフにも名前を連ねていて彼もまた一生懸命だった。

そんなみんなの努力が報われ始めていた時期だっただけに、そう言われたことを受け入れるしかなかったし、悔しいけど言われたことに間違いはないって・・・

その言葉はキュヒョンとの事だけではなく同時に仕事の事も咎めるもので
あの頃の私にとっては破壊力満載の言葉だった。

日本人のスタイリストの私が自信を無くすには十分すぎる言葉だった。

キュヒョンの考えてることはわかってるつもり。

どうして私が自信にこだわるのかって。
そう思ってるはず。

でもその自信がなければ私はまたあの破壊力満載の言葉に飲み込まれてしまいそうだから・・・

お願いキュヒョン。
あなたとの未来を守るためにも私に時間をください・・・

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