One more glass of Red wine7 (ページ20)

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312《KH》ページ20

Aの想いはしっかり受け止めた。

あの時もこうやってちゃんと向き合って話せていたらって・・・
Aの事傷つけずに済んだのかもしれないって・・・

でもそれは時間が経った今だから思える事で・・・

いいって思ってる。

Aを傷つけてしまった事には変わりはないけど
それはこれからオレが全力で償ってくつもり

償いとか、そんなこと言ったら絶対に怒るのはわかってるから言わないけど
それがオレの覚悟の1つでもあるから・・・

あきることなく何度も触れ合う肌がお互いを求めて

「足りない」って終わりがなくて

「もうﾑﾘ、、」って堕ちたAを腕の中にぎゅぅって抱きしめたのはもう夜明け

腕の中で静かに繰り返されるAの小さなブレスをカラダ全部で感じながら目を閉じた。

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目が覚めるとAはもういなくてイイ匂いが寝室まで届いてた。

「・・・・・腹へっ、、た～」

「あ(笑)おはよう」

「ん、おはようヌナ」

歯を磨いて顔を洗ってキッチンへ向かい、後ろから抱きしめるとｸｽｸｽ笑って心地がいい朝。

でもパジャマにエプロン姿のヌナに我慢が出来なくなって徐々に反応するオレに
「あたってる・・・」って。

「っんだよ、色気ねーな」

「節操ねーな(笑)」

「こんなヌナ目の前にして、んなもんあるか！んな格好してるヌナが悪い！バカにしてんのか」って、、、もう意味不明の自分に落ち込むけどヌナが笑ってるから幸せ。

楽しい。
楽しすぎる・・・

朝から目の前に並ぶオレの好物

「朝からすごいね」

「会えなくなるしね」

「え？まさかこのままカナダ行くとか言う？もしかして？」

「え？まさか・・・さすがにそれはない、行くならソウルから行くよ(笑)」

「あ、、、よかった」

ありえることだけに・・・マジ焦った。

んんんんんんーーーーーー

帰りたくないな。

マジで。

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