310《KH》 ページ18
「なにその顔(笑)知らなかったとﾃﾞﾓ言いたげね(笑)あの頃のぎゅのストイックさが懐かしい(笑)ｸｸ」
「ヤーヤー！！言いたい放題だな(笑)」
「ｷｬ！やめてよ〜〜くすぐったいってば、、(笑)」
「でも、うん。そう・・・確かにオレにもそのヌナが言う自信と覚悟があったら違ってたのかも・・・うん、、」
「・・・・・だから私は今、その自信と覚悟が欲しいの。ある意味キュヒョンに大切にしてもらってるおかげであの時よりも覚悟はある、って思ってる。」
「ん。」
その覚悟が仕事なのかオレなのかって聞きたい。
すごく、、聞きたい。
でもそんなことわかりきったこと。
両方に決まってるから・・・
「覚悟って言うなら、仕事よりもキュヒョナとのこれからの方が大きいって思うよ・・・(笑)」
ｸｽｸｽと笑いながらそんなこと・・・
オレの心の中なんかお見通しっ。
「ずっと一緒に居たいから・・・そのための覚悟、、ね。っん、、、」
Aを足の間に抱え込んだままキスをした。
「うれしいよ、、、、ヌナ」
「・・・・ん」
コテって腕の中うなずいたヌナをギュって抱きしめる。
「でも自信はそううまくはいかないでしょ？」
「んんん、、、、、そっかな？オレがんばるよ？」
「もちろんキュヒョンたちにも頑張ってもらうけど、、、その前って話だもん。覚悟はキュヒョンに与えてもらってる。」
「ん・・・」
「ホントにそうなの。覚悟なんていうと何となく怖いし硬くなっちゃうけど、何があっても一緒にいたい、守るからって何度も言い続けてくれてたキュヒョンの想いに私も同じって気持ちが覚悟って思うから・・・」
「ん、そうだね」
「でも自信は自分の中のものだから。もちろんさっきキュヒョンがオレ頑張るよって言ってくれたことが自信に繋がるけど、自信は与えてもらえるだけじゃ続かないから・・・」
「ん、わかるよ・・・」
でもあの頃も絶対十分だったし、絶対群を抜いてたでしょ。
誰の目から見てもそうだったでしょ。
結果だってめちゃくちゃ出てたしね・・・
でも逃げ出したって思ってるヌナは否定するだろうから言わないけど・・・
「あなたたちのところに戻るには絶対必要なの。私が納得する自信が必要なの。」
んなの答えあるのか？って正直思う。
ヌナが納得する自信・・・
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作者名：myu
| 作者ホームページ：https://myu6002mic.exblog.jp/
作成日時：2019年10月26日 17時
