One more glass of Red wine4 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:27,999 hit

152《KH》ページ6

「あの頃、お互い閉じ込めた思いだけど、こうやってもう一度確かめ合えたこと本当にうれしいって思います。

キュヒョンが伝えてくれる思いに私もどうしょもないくらいに好きって苦しくて身に余るくらい・・・
あなたに見守ってもらっていた時間の中で私は癒されていったんだなって改めて思ってます。」

包み込んだヌナの手がキュって・・・

もっと強く包み込む。

「立ち止まったままだった私を引き上げてくれたのは仕事だけど

後ろ向きな心を癒して前を向かせてくれたのはキュヒョナ、、あなたよ。

いつの頃からか私の中はあなたでいっぱいになって行った。
きっといっぱいになりすぎちゃったのね・・・」

ｺｸﾝって喉がなって色々な物を飲み込む。

「さっきは、ああ言ってくれたけど・・・キュヒョナ？」

「ん・・・・・」てしか言えなくて。

「私の中はあの頃も今も、、あなたでいっぱいです」

ちょっと泣ける・・・・・

泣きそう・・・

・

・

「もちろんヘソンにもSJのみんなにも家族にも友達にも、、蒼介にも。うん本当に感謝してる」

「ん。」

「蒼介ね、うん、やっぱり蒼介には一番感謝してる。いつも一番近くで見守ってもらってた。
たぶんあなたとのこともね、、(笑)

リョウクの事も心配してた。

色々思うところはあるだろうけど仕事なんだからプライベートと絡めるなって。
きっとヘソンからもあることないこと聞いてるんだろうから・・・」

「うん。オレの事は？」

「ん～そこはどうかな。でも私がSM辞めたいって言ったとき何も聞いてこなかった。

たぶんね気付いてたんだと思う。
辞めたいけど日本には帰らずに韓国に残りたいってワガママを受け入れて見放すことはしないで蒼介なりの距離で放っておいてくれた。

キュヒョンのこともキュヒョンとのことも、、、、、うん、気付いてるはず。
私の態度とかでね。きっとバレてる(笑)」

「そぉ。今度会わせて、蒼介さん」

「いつかね」

「・・・そんな気ねーだろ」

「んふ(笑)」

蒼介さんにもいろいろ聞きたい。
聞いてみたい。

・