One more glass of Red wine4 (ページ49)

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195《KH》ページ49

「蒼介さん？」

「うん。私も入ってくるね。」

「あ、ヌナ！」
歩き出したヌナを捕まえる

「ん？どうしたの？何か飲むなら冷蔵庫に色々はいってるから」

「うん。」

ぎゅーって抱きしめる・・・

腕の中でｸｽｸｽ笑うヌナをオレは送り出してやれるのかな・・・
カナダって・・・・

はぁぁぁ。。。。

「ｷｭﾋｮﾅ、、」

頬を包み込みキスをする。

「行って、待ってる」

ﾊﾟﾀﾝってバスルームの扉が閉まる。

さっき聞こえてきた声。
蒼介さんとの会話を廊下の隅で黙ったまま聞いていた。

ココロもカラダも通い合ってオレだけのものになったのに・・・
やっとなのに・・・・

やっとオレの腕の中だけに閉じ込められると思ってたのに・・・

また離ればなれなんて、、、オレ耐えられるのかな。。。。

今までは離れていても国内にいるってわかってたから

でも今度は海外。

カナダって・・・なんだ。

はぁぅ。。。。

「えっ！まだハダカ！風邪ひくでしょ！子供じゃないんだから！！」

自分だって・・・

リョウガのトートバッグをガサゴソしてるヌナを後ろから抱きしめた

「え、、ちょっとなにしてるのよ。ちょ、、や、、ねぇキュヒョン！！」

タオルを巻きつけて出てきたヌナ
抱きしめたのを良いことに手を差し入れてるオレ

「んも、これに、、って、え？って…パジャマ？(笑)リョウクの趣味がわかんない…(笑)ｸｸ」

「なにが。」

「え？」

「これお気に入りですけど何か？」

「マジですか・・・」

シウォニヒョンが去年の誕生日に買ってくれた
肌ざわり抜群のシルクのパジャマ

「え、他に入ってないんだけど？明日のは？」

「着てきたやつでしょ」

「え？洗濯乾燥しろと？」

「してよ」

「あ、、ああ、、そっか。するのか・・・」

そう言いながらバスルームに戻って行った。

ってか出掛けるのにパジャマ？
ダメじゃね？

でもま、いっか。

戻ってきたヌナはオシャレなスウェット上下

「なんかさ、、、意外にも似合ってって笑えるんだけど。。シルクパワー(笑)シウォニ？」

「それ以外ない」

「やっぱり(笑)え？本当に着てるの？それで寝てるの？」

「お気に入りだよ」

「そ、、っか。まーいいや。行こ」

「このまま？本気？」

「うん、エレベーター乗ったらすぐだし。大丈夫」

「ふーん・・・」

着いたのはやっぱりなところで・・・

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