One more glass of Red wine4 (ページ5)

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151《KH》ページ5

「キュヒョナ、初めに言っておくね」

「ん、なに」

「私も好き。キュヒョンが好き。」

思わず顔を見てしまったら、ニコって微笑むヌナの顔。
ﾄｸﾝって胸の奥・・・

オレの中にはもうヌナがいて
深く深く奥に住みついてる・・・(笑)

見つめあったまま・・・
ね？キスしてもいいですか？

くふふって笑いながら口元を隠したヌナ(笑)

バレてる(笑)

口元の手を取りその手にチュってわざと音を立ててキスをしたら
同じことをしたヌナ。

初めてだね・・・

オレの手が好きだって言うヌナはいつも遠慮がちにオレの手に触れたいた。
そこにはいつもスタッフとしての思いがあって・・・

オレの手を見つめながらﾁｭ、って子供みたいなキス。
やっぱり少しだけ遠慮気味ではあったけど・・・

ヌナの唇が触れたそこは特別になってゆく。

ヌナに少し乗り上げピクってした体に触れ静かにキスをした・・・

ごめん。やっぱりキスがしたかったです。
大人のね。

ｺｸﾝってなったヌナ。
深くなる前に大げさにゴロンって離れる(笑)

そんなオレに笑いながら話し始めたヌナの手をもう一度包み込むと

「ありがとう」って

「キスしてお礼言われたの初めて・・・(笑)」

「うん、でも、、ありがとう」

「ん。どういたしまして」

顔を見合わせて笑う。

なんてことのないこと。

だけど、ふたりで同じことを共有できる。

これもやっぱり幸せなこと・・・

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