One more glass of Red wine4 (ページ39)

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185《KH》ページ39

「そうさせたのオレなんです」

「うん、なんとなくヘソンから聞いてる」

「すみません」

「なんだよ、あやまるなよ(笑)アイツには必要な時間だったんだって思うよ？
湊の事も、もちろんキミとのこともね」

「・・・・・」

「とにかくさ、声・・・(笑)」

「声？」

「アイツの声がさ、本当にうれしそうに伝えてくれたから」

「・・・・・」

「キミの事」

窓の外に向けた視線
笑いながら「見なかったことにするよ」って涙が止まるまで放っておいてくれた蒼介さん。

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・

「蒼介さん！」

「ん？」

「オレ、今度は、、今度こそはAさんのことしっかり守ります。大事にします。そしてできればまたオレの前で輝いてもらえるようにしたいって思ってます。湊さんのこともリョウクの事も、、あ、まぁ、リョウクは似てるだけなんでいいんですけど(笑)
韓国でって心配かもしれないけど、オレが傍で守ります。」

「ん、頼んだよ」

「ただオレのいる世界は言うほど簡単じゃないことがいっぱいで・・・」

「うん、だね。」

「でもオレひとりじゃないんで。あの頃はひとりでなんとかしようって必死でした。子供でした。でもオレには頼りになるヒョン達と仲間がいます。思いっきり頼って協力してもらおうって思います。って言うより、ヌナはみんなから愛されてます。それはスタイリストとしてもひとりの女性としてもです。オレの自慢なんです」

「そっか(笑)自慢か(笑)アイツがね～～笑える。でもアイツそういうところあるよな。人の懐はいるの上手いんだよ。お客様にも可愛がられてたしね。年齢男女問わずね」

「はい。今のサロン、、(笑)」

「あ、オマエ失礼だな。サロンだろ？違和感たっぷりの田舎のサロンだろ～～(笑)営業成績も意外にもいいんだぞ(笑)」

「あ、それ僕も売り上げの集計とか手伝った時にビックリしたんです・・・あ。(笑)」

ヤベっ(笑)

「キミだったんだ(笑)アイツにしちゃ早いなって思ってたし、いつもより簡潔だったしね、実は怪しんでたんだ。男でもできたか？って(笑)ある意味当たってたってわけだ」

「あ、、内緒にしておいてくださいね」

「・・・・どっしよーかなーー(笑)」

「蒼介さん！！」

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