One more glass of Red wine4 (ページ37)

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183《KH》ページ37

「ん？」

「りんちゃんと一緒に住んでたマンションだから」

「あ、、そうだったんですね。りんヌナがいるんですね」

「や、もういない。りんちゃん結婚が決まってね。半月くらい前に引っ越したよ。
もともとはAが住んでたマンションにりんちゃんが転がり込んだ感じだから、アイツが韓国行くときにりんちゃんのためにそのままにしていったってわけ。」

「そうだったんだ・・・やっぱりオレ何も知らないんだな・・・」

「って言うかアイツが話さないんでしょ？アイツ昔からそうなんだよ。
自分のことあんまり話したがらない聞き上手なところあるからね。
聞かれないから言わないとか言うしね(笑)聞かなくても言えってこと多々あるんだけど(笑)」

「ですね(笑)」

「キュヒョンくん」

「はい」

「よろしくね、アイツの事」

「蒼介さん・・・」

「報告もらってる。付き合うことになったからって。オレね韓国行けなんて言っときながら本当はすごく心配でさ(笑)何度見ても驚くからねリョウクくん・・・」

「そんなに似てますか？」

「似てるとかいうレベルの話じゃなくて本物？って感じ」

「そんなにですか？」

「そりゃ～容姿もだけど声とか仕草とか料理も上手いんでしょリョウクくん？」

「はい、いつも助かってます(笑)」

「行動とかさ言うことも似てるって言ってた。三つ子かと思うって(笑)あ、奏のことは？」

「聞いてます。」

「そっか。なんなら奏よりリョウク君との方が双子って。奏とは顔は似てるけど中身が違うからね(笑)」

「でも片思いの相手は奏さんって(笑)相手にされてなかったことも(笑)」

「聞いたんだ(笑)そうそう、気持ちいいくらいに親友って言われてた(笑)見てて気の毒だったよ(笑)」

「でもだからこその湊さん」

「ん、なのかな・・・湊はAに真っすぐだったからね。事故の日までは」

「え？」

「ああ、ごめん。この話はオレがするべきものじゃないからAから聞いて？聞くべきかそうでないかよく考えてキュヒョン君が決めればいいと思うけど・・・」

「けど？」

「できれば聞いてやって欲しいかなって思うかな。それは君のためにもね・・・」

「僕のためにも、、ですか」

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