One more glass of Red wine4 (ページ35)

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181《KH》ページ35

「オレいるのに？」

「は？なにその彼氏ズラ」

「……って。彼氏だろ、付き合ってるし」

「キスくらいで？」

「くらい？そーゆー以前に付き合ってるから…………。」

「ｸｸｸ(笑)なんなのその不安そうな顔(笑)だから早く抱いちゃえばよかったのに」

「…………。」

「…(笑)今夜なにかあったらどーすんの？」

……。

なにかってなんだよ。
っか、なんでノコノコ店まで来んだよ！

や、まてまて、

そもそも、あの人は断ってないのか？
ヌナ？オレたち、ちゃんと付き合ってるよね？

「話持ってきたお客さんさ店だしてからの常連さんで、Aのことすごくお気に入りで色々お世話になってるみたいだよ。ただなかなか強引な人なんだって。
Aにそーゆー人が居ようと居まいとって勢いみたいだよ」

「なんだよそれ」

「そーかもしれないけど、Aの性格考えてよ。簡単にっていかないんじゃない？」

「まぁ」

それはあの日の店でのやり取りでもわかったけど。

でもだ！オレいるし、彼氏だし、付き合ってるし

「それにさ、そーゆー人いるなら会わせろって言われてるのシッテタ？」

「ぃや、」

「そうしないと信じないって言ってるらしい。ま、その頃はキュヒョナとどーのこーのなってないときだから彼氏なんていなかったけどさ」

「だろ？！そーだろ今、オレいるし！」

「…(笑)」

「なんだよ」

「会わせられるわけないじゃん」

「なんでだよ！」

「落ち着きなよ…(笑)」

リョウガにグッと抱きしめられる

これが落ち着いてられっか！

「キュヒョナ……。」

「ん、」

「気持ちはわかるよ。」

「……。」

「でもさ、もうAを傷付けることはできないだろ？」

「当然……。」

「うん、だよ。おまえが出でっていいことはないと思うよ。下手に動いたらいいことないって思うよ」

「……。」

「Aに任せた方がいいんじゃない？」

「でも、」

「付き合ってるし、彼氏なんだろ(笑)ｸｸｸ」

「バカにすんな…(笑)」

「見守ってやりなよ、信じたら？」

「ん？」

「彼女？(笑)のこと」

ニヤける…(笑)
オレの彼女…(笑)

「っか、おまえがあいつのことで感情的に動くとろくなことにならないんだよ！！」

と、突然現れた声の主。

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