177《KH》 ページ31
「だろ？いいのかよ。おまえはそれでいいのか？」
「でも・・・」
「なんの心配だよ。守るんだろ？ひとりじゃねーだろ？オレらいるだろ？その程度の覚悟か？」
「ちがいます！」
「いいかキュヒョナ。あの頃とは違う。何もかもがな」
「・・・・・」
「引きずり出せなんて言ってねーんだよ。もとの居場所、アイツが居るべき場所に戻してやってくれってこと。」
「ヒョン・・・」
「どうしたらいいか考えてやってくれよ。オマエがさ。オレたちはそのためなら何だってする。オマエが決めたことに乗っかるから、オマエがアイツと話し合え。頼むよキュヒョナ。
アイツがホントの意味で笑顔でいられる場所・・・」
「わかりました。いったん引き取ります。どうしたらいいか、どうするか」
「ん、頼んだぞ」
「期待はしないでくださいね」
「オマエにはいつも期待しかしてねーよ」
「どうしてそうかな(笑)いつもいつも。ヒョン達は・・・(笑)」
「ふ、うれしいくせに素直じゃないね〜」
「うるせーよ」
「ちょっと！ふたりともボクの話聞こえてただろ！自分でやる？自分で片す？ったくムカつく！！！」
「あ〜〜リョウガ悪かったよ。そんなにプリプリすんなって。うまそうな匂い(笑)」
「今頃かよ！」
「ってあれは食べないな」
「ん、シューヌナ帰ってきてるみたいだからね」
「そうなんだ(笑)」
「・・・・・」
「なに(笑)」
「よかったね。まとめて話せて(笑)」
「たまにはイェソンも役に立つ(笑)」
「ん(笑)・・・ヒョーーーーーーン！イェソンもたまには役に立つってキュヒョナが言ってるよーーーーーーー」
「んにゃろ！告げ口とか子供か(笑)」
だけどこんなガヤガヤも今となっては幸せの一部。
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作者名：myu
| 作成日時：2018年5月20日 18時
