168《KH》 ページ22
真正面。
気持ちよさそうに歌うヒョンを一緒に眺めながら・・・
「はぁ、、、もさ、ほんとになんなの？なにやってんの？ほんとバカでしょ？そこまでなっといて、、はぁぁ、、、、なにやってんだよ。何？抱けないって・・・Aかわいそ・・・」
って大きなため息つかれて、言いたい放題言われて、すっげー睨まれてるオレ
・・・・・全然怖くないけどね(笑)
「あのさ、ボクとかヒョン達に話してからなんてさ、そんなのオマエの自己満足じゃん。
そんなの聞かされなきゃならない方はいい迷惑だよ。あ〜〜〜なんか腹が立つ！！なに？惚気たいの？自慢したいわけ？ボクはいいよ。全然聞けるし聞いてあげるけどヒョンたち、、
や、そうじゃないな。ドンヘひょん・・・」
ん、そうだね・・・
「なに？みんなに決意表明して？それでから？Aを抱くって？」
「ヒョン達にはそこまでは
「あったりまえだろ！絶対言うなっ。」
「わかってるよ。こんなことリョウガにしか言えないよ・・・」
「はぁぁ・・・・・・・・」
またまた大きなため息。
「でもキュヒョナらしくて笑える」って抱きしめられた。
慌ててブースの中を見ると細い眼を見開いて今にも飛んできそうなヒョン。
「ほんと似てる」
「ん？」
「オマエとヌナ」
「ふっ(笑)」
「言うことが一緒なんだよ。口調まで似てるからそれこそ腹が立つ」
「ホント似てるんだって。ボク・・・(笑)ｸｸ」
「ん、何もかもが似てるって」
「フィアンセだったんだよ、、ずっと一緒にいたんだから似てくるでしょ。湊さんと・・・」
「だよな・・・」
「でももういないんだよ。Aはこの先もずっと生きてくんだから」
「うんオレと一緒に」
「ボク達と一緒ね」
「・・・(笑)」
「うわぁ、、、なにその余裕ぶった笑いっ(笑)」
「でももう一人いるんだよオマエのそっくりさん」
「ん？」
「湊さん双子なんだって。しかもそのお兄さん、奏さんって言うんだけどヌナの片思いだった人だって。湊さんと知り合う前にバイト先で一緒でヌナが思いを寄せてた人だったんだって。だけど奏さんはヌナの事を親友だって相手にしてもらえなかったんだって。」
みるみる表情が険しくなっていくリョウガ。
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作者名：myu
| 作成日時：2018年5月20日 18時
