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「ずっとずっと好きでした。大人になったオレと大恋愛してください」
笑っちゃいそうな大恋愛も落ち着き払ったキュヒョンの声に
すぅ〜って入ってきて心の奥にしっかり留まる。
目を大きく開いて私の言葉を待つキュヒョンはいたずらっ子みたいで
ちょっと笑うとキュヒョンもちょっと笑った。
「大人になったギュとの大恋愛(笑)・・・・楽しみにしています」
私の言葉にキュって上がった左の口角がゆっくり近づいて視界が暗くなる
微かに触れた唇に瞳を伏せると滑り込み向かい入れ・・・
仕事場だって気付くのに少し時間がかかって
ハッとしたころにはお互い息が上がってた・・・
お預け気分になってる私はもう、、きっと、、、すっかりキュヒョンのもので・・・
きっとこんな気持ちもバレていて・・・
「ズルいﾖこんなの・・・・」
「ん、そーやってオレのことだけ思ってって。今度会えるまでオレのことばっかり考えればいい。いつもオレばっかりだから、ヌナもそうなればいい」
そんなの、、、もうとっくだよ。
言わないけど。
「それで今度会った時にはオレでいっぱいになってもらうから・・・(笑)」
「・・・なんで大事なところで笑うのよ(笑)」
「自分だって(笑)」
「・・・もぉ十分いっぱぃ、、、っん・・・・」
結局、十分いっぱいって黙っていられなかった唇
言葉を遮るように短く触れた可愛いキス。
「足りない。まだまだ全然足りないから・・・」
「どんだけ言うのよ。」
「どんだけでも言うし言い足りない。もっともっとオレだけでいっぱいにしたい・・・・・」
「・・・・・はずかしくないの」
「ホントのことだもん。ヌナん中オレだけにしたいから」
「///////聞いてる私がはずかしいよ」
「真っ赤だね(笑)かわいいよヌナ」
「からかわないでよ」
「うんん。ほんと・・・」
まだギュって腕の中。
BGMもまだかかっていない静かな店内で
黙ったままお互いの鼓動が重なるのを感じていた。
「そろそろ戻るよ」
「・・・うん」
ゆっくり離れる
ちょっとウルって来そうな私の顔をニヤニヤしながら覗き込むキュヒョン
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作者名：myu
| 作成日時：2018年5月20日 18時
