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壁ドン？ ページ8
朝食を食べ終えて制服に着替えてるとバタバタと廊下を走る音が聞こえる。
準備を終わらせて一階に下りるとソファーに座って健人君がスマホをいじってる。
「行かないの？」
声をかけると手を止めてこっちを見る。
「準備終わった？」
頷くと何も言わずに健人君が僕を壁に押し付ける。
「健人君？」
聞いても返事は無い。代わりにキスをされる。
「少し口開けて」
健人君の命令に従うと舌が中で絡まる。
もぅ、良いや。この人達に抵抗しても意味ないな。
人工的な電気の明かりに照らされた銀の糸が伸びる。
「キーンコーンカーンコーン」
予鈴のチャイムが寮に居る俺たちの鼓膜までしっかり届く。
「やば、、走るよ」
寮の鍵をかけて校舎までダッシュする。
当然、間に合うはずも無い。しかし、生徒会の特権なのか、、先生の性格上なのか
何か言われることはなかった。
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作者名：gyuutanlove | 作成日時：2017年5月31日 17時
