訳あり生徒会 (ページ7)

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寝起きページ7

口に息苦しさを感じて目を覚ますと、顔を赤くした勝利君が居る。

「おはよ」

「今、何したの？」

「ん？おはようのキス」

「いや、待って、、おかしいでしょ。

　第一、人の部屋にかっ、、」

言いかけてる途中で唇をふさがれる。

抵抗しようにも両手はガッチリと掴まれている。

「、、ん、、」

「変な声を出さないでよ。我慢出来なくなる。」

何が起きたらこんなことになる訳？入学してからまだ一日目だよ？

なんか俺、とんでもない学校に入ったみたい。

「おーい、勝利まだ？」

少し開いたドアの隙間から健人君の声が聞こえて来る。

なのに、勝利君はいっこうに離れようとしない。

「何して、、、えっ？」

入って来た健人君が固まる。当たり前だ。むしろ正しい。

「、、わりぃ、、邪魔した、、、」

逃げるように健人君が出て行く。ちょっと待って、、助けてよ、、

「さて、ご飯行くか」

何事もなかったように言ってから勝利君が立ち上がる。

「ほら、聡行くよ」

何を考えているか全く分からない勝利君と一緒に階段を下りてリビングに行く。