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寮 ページ6
「ねぇねぇ、風磨君」
「、、んだよ？マリ」
「寮行かないの？」
「そうだな。そろそろ行くか」
４人の空気に取り残されたまま後ろを歩く。
先生の長い無駄話と俺たちの挨拶で集会が終わった。
思ったより早く終わったと喜んでいた気持ちも二宮先生の
言葉によって音を立てて崩れて行った。
「、、、う、、聡」
勝利君の言葉で我に返る。いつの間にかついていたみたい。
どんな寮かな？ 見上げると体育館サイズの建物がそびえ立っている。
「えっ、、？ここ？」
「当たり前だろ」
当たり前なのか？ まぁ、流石に俺たち５人だけって言うのは無いよな？
そんな俺の願いもすぐに壊された。
「松ちゃん」
立ち尽くしていると健人君に声をかけられる。
「今日からここが俺たち５人の寮だよ。」
マジ？ 生徒会の特権？ 凄くない？
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作者名：gyuutanlove | 作成日時：2017年5月31日 17時
