訳あり生徒会 (ページ16)

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町ブラページ16

「松島置いてくぞ」

「待ってよ」

今はグループ研修。俺たちは５人で見回りながら町ブラ。

なんだけど、、４人共歩くの早すぎ。

「松ちゃん大丈夫？落ち着いて」

あぁ、心なしかニコッと笑ってる健人君が天使に見える。

「ちょっと、俺の聡に触らないで」

「いや、お前のじゃねぇし」

「そうだそうだ。松島は俺のものだ」

「このコント飽きた。ほら、行くぞ」

健人君の手と絡んで恋人繋ぎになる。恋人じゃないけど。

優しいな。惚れそう～(笑)

「暑～」

良く見ると健人君汗だく。汗っかきなんだっけ。

開いてる方の手でポケットからハンカチを出して健人君のおでこに当てる。

「松ちゃん、ありがと」

拭いてる内にハンカチがびしょびしょになってきた。(笑)

「お礼に」

ん？、と顔を上げると目の前に健人君の綺麗な顔。

「こんなところでイチャイチャしないで」

「そうだそうだ」

「うるせぇ(笑)」

賑やかだな。呆れながら見ていると健人君に耳元で囁かれる。

「夜楽しみにしててね」

、、、、、学校やめようかな？そろそろやばい気がする。