訳あり生徒会 (ページ2)

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出会いページ2

昇降口で騒いでる同級生から少し離れて自分の名前を探す。

1組から準備に見ていくと、1-3で自分の名前を見つけた。

自分の名前のシールが貼ってある下駄箱に上靴を入れて靴を履き替える。

階段を上って真っすぐ自分のクラスを目指す。

なのに、、いっこうに自分のクラスにたどり着かない。

もう仲良くなったのか廊下で楽しそうに喋ってる同級生を避けようとするとドンッと

音がして尻餅をついた。どうやら、前から歩いて来た人とぶつかったみたい。

「あ～、ビックリした」

俺に視線を移すことなく持っていたジュースのパックを

ごみ箱にたたきつけるように捨ててから通り過ぎって行った。

「大丈夫？」

流石に無視は出来ないらしくその場に居た男子に手を差し出される。

「ありがとう」

お礼を言って足を動かそうとするものの彼の言葉で止まった。

「しかし、入学そうそう生徒会メンバーとぶつかるとか運無いな。」

耳を疑った。あれが、あの人が生徒会メンバー、、、？

あんな人が生徒会メンバーでよくこの学校成り立つな。

まぁ、自分には関係も無いし、興味も無いけど。

なんてことを思いながら、教室を目指す。

長い長い廊下を歩いてるとやっとの思いで教室にたどり着いた。

「松島君、よろしく」

「松島君と同じクラスとか超ラッキー」

出たよ、見飽きた光景。中学と何一つ変わらない。

俺、こんなんで男友達出来るかな？入学そうそう心配になってきた。