幼なじみ2 ページ9
勝利side
今日は急ぎの用事がある。
CTが終わるのと同時に教室を出てグランドをダッシュする
走ることに夢中で前を見てなかった。ドンッ言う音の後に後ろに倒れ込む。
「イタタ」
起き上がると大学生くらいの男性が頭を押さえてる。
「あっ、あの、、ごめんなさい」
「うんん。スマホしてて前を見てなかった俺も悪いから」
赤い液体が腕を伝う。 ポケットからティッシュを出して傷口に当てる。
「ホントにごめんなさい。怪我までさせて」
「謝らないで」
「でも、、、」
「それより、水谷美咲って子知ってる?」
美咲のことを知ってる?誰だろう。
「幼なじみです」
「今教室に居る?」
「はい。あの〜、美咲とどういう関係何ですか?」
「心配しないで。だだの知り合いだから」
「もしかして、、そういう、、」
「美咲から聞いたの?」
「何となくそういう人が居るって、、」
「そっかぁ、、」
「お願いです。もう美咲に関わらないでください」
必死に頭を下げる。失礼なことを言ってるのは分かってる。
「えっ?」
「今は入院しているけど、美咲には大切な人が居るんです」
「、、、、、、、、、」
彼は何も答えず、沈黙が流れた。
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作者名:gyuutanlove | 作成日時:2017年5月28日 11時