今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:19,530 hit
小|中|大
10 ページ10
‘喉元過ぎれば熱さを忘れる,
と言うのは本当らしい。
俺が退院して一週間も経たない内に中島は元通りになった。
まぁ、その方が楽で良いけど。
話は変わってもうすぐ、修学旅行。
なんだけど、、相変わらず、中島は自分の部屋に居る。
「話し合い参加しろよ」
「良いよ、別に。不満があったら父さんに言って変えてもらうから」
「そんなんで理事長の仕事増やすなよ」
ため息をついて呆れてると椅子でくるくると回っていた中島が
立ち上がった。
「俺のことに口挟まないで」
ゾッとするほど冷たく低い声。
思わず、後ずさりするけど中島の目は俺を逃がさない。
吸い込まれそうなくらい済みきった目に怯えてると、
腕を掴まれ、あっという間にベッドに押し倒される。
「先生は俺の言うことだけ聞いてれば良いよ」
それ以上は何も言わず、俺の唇を塞いだ。
一筋の光も無い真っ暗な闇の中で、
見つからない答えを探しにさ迷い歩く。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←9
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
82人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:莉奈 x他2人 | 作成日時:2017年7月5日 18時