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分からないこと ページ35

私はぎゅっと目をつむる。
それくらいしか出来ることがなかったのだ。
そして、しばらく経った。

「あ、れ?」

しばらく経った?
おかしい、ビームはもう目の前まで来ていたのに、いつになっても体に痛みを感じない。
恐る恐る目をあける。

「大丈夫!?」

すると、私の目の前にはいつものモブ君の顔。

「モ、モブ君!」

私はへなへなと床に座り込む。

「ありがとう、助けてくれて!私、もう少しで死んじゃうところだったんだ」

二回も助けてもらって、モブ君には本当に感謝してもし足りない。
私の命の恩人だ。
一生かかっても返しきれる恩では___

「あの、僕は別に何もしてないんだけど…」
「え?」

思わず間抜けな声が出る。
何もしてないだと…?

「あの、それは具体的にどういう…」
「何故かあいつが出したビームが、急に向きを変えて……そのビームであいつは倒されたんだ。まさか、Aさんがやったの?」
「た、多分…」

多分というか、私しかいないだろう。
何でだ?私が弾き飛ばすのは霊なんじゃ…

「そういえば、Aさん。いつからいたの?」
「んー、枝豆がモブ君に襲いかかったところから、かな?」
「え、枝豆って……?」
「何でもないよ!えと、あの緑の悪霊!!」
「そうか…」

少し黙りこむモブ君。

「モブ君、とりあえずここを出よう。騒ぎになったら困るし。あと、さっきの状況を詳しく説明してくれないかな?」
「う、うん。分かった」

私とモブ君は、足早にこの場を去った。

正反対→←シリアスな雰囲気が台無しだよ



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設定タグ:モブサイコ100 , 小説   
作品ジャンル:アニメ
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はむめろん(プロフ) - 花松愛し隊さん» コメントありがとうございます!こちらもフレンド登録しておきますね!本当に励みになります……これからも頑張りますね!! (2016年11月10日 21時) (レス) id: 296516587c (このIDを非表示/違反報告)
花松愛し隊(プロフ) - 枝豆で笑いました、、最近モブサイにはまって霊幻さんにきゅんきゅんしておりますははは。フレ申させて頂きました!これからも頑張って下さいね、 (2016年11月10日 19時) (レス) id: 6badd87d48 (このIDを非表示/違反報告)
はむめろん(プロフ) - sayaka_sk_さん» こちらこそありがとうございます!本当に嬉しいです…文章も絵もまだまだですが、これからも精進していく所存ですので、何卒よろしくお願いします(^▽^) (2016年11月6日 20時) (レス) id: 296516587c (このIDを非表示/違反報告)
sayaka_sk_(プロフ) - 夢主ちゃんすごいかわいいし絵も旨いしストーリーも最高すぎて…本当最高の作品をありがとうございます!。゚(゚^o^゚)゚。 (2016年11月6日 19時) (レス) id: ab607ac85b (このIDを非表示/違反報告)
はむめろん(プロフ) - 夕藍さん» ご指摘ありがとうございます!!修正しておきます…… (2016年10月29日 12時) (レス) id: 296516587c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はむめろん | 作成日時:2016年9月7日 0時

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