溝 ページ5
｢苦手っていうか…。仕事でもプライベートでも、なかなかあんなに男の人が沢山いるなんてなかったから…少し怖くなっちゃって。
子供みたいだよね、ごめんなさい…｣
KH｢そっか…でも今日で少しは慣れてくれたかな？(笑)｣
何だか完全に気を遣わせてしまっている。
何であのとき泣いちゃったんだろう…。
大人げない。
｢うん！あ、でもキュヒョンさんは別だよ？その…
たくさん話しかけてくれて嬉しかったし…｣
男の人にこんな素直な気持ちを表現出来たのは初めてかも。
おかげで私の顔は真っ赤。
照れるとすぐ赤くなるこの体質、どうにかしたい。
KH｢そっか…よかった。｣
隣で歩くキュヒョンさんの横顔を見ると
暗くて分からなかったけどかすかに赤くなっていた。
KH｢キュヒョンでいいよ…｣
｢へ？｣
KH｢ん、だから…｣
｢わっ！｣
キュヒョンの方を向いて喋りながら歩いていたら
段差に気付かずに躓いてしまった。
KH｢大丈夫！？｣
このままだったら倒れてしまっていた私の体を支えてくれたのは、キュヒョンさんで。
触れる手と手。
私の顔をのぞき込むから一気に近づく顔にドキドキして。
｢あっ！ごめん…なさい。｣
瞬間的にバッと手を離してしまった。
KH｢大丈夫？疲れてる？｣
｢あ…。うん、ちょっと。先週から慣れない仕事ばかりだったからかな^^｣
KH｢なのに飲み会に？｣
｢うん。ウンミ先輩が、面白いとこに連れてってあげるって言うから…｣
そう言うと、声をあげて笑い出すキュヒョンさん。
KH｢ヌナそんなこと言ったの？面白いとこか(笑)｣
しばらく笑いが抜けないキュヒョンさん。
先輩のこと話すときの顔見るだけで、どれだけふたりが仲良しなのか分かる。
KH｢もとはマネヒョンとミヌヒョンが知り合いで。それでミヌヒョンがヌナを連れてきて。
それから…たまにメンバーとも一緒に飲むようになったんだよ。｣
そうだったんだ…。
理由を聞く前に先輩が酔っちゃってそのまま帰ってきてしまったから、初めて知ることばかりで。
KH｢ヌナ、男ばっかでつまらなくなったんじゃない？(笑)｣
｢そうかもね(笑)
じゃあキュヒョンたちは先輩と出会って何年になるの？｣
KH｢うーん。たぶんだけど…もう4年は経つんじゃないかな？｣
4年。
何だか、どう頑張っても埋まらないような
溝が出来た気がした。
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ぴーまん(プロフ) - ぎゅブズさん» ほんとですか(>_<)ありがとうございます!!そんな勿体ないお言葉を…。本当に嬉しいです(泣)ご期待に応えられるように頑張ります^-^ 切ない系は初めてでpq笑 これからも宜しくお願いします(涙) (2014年5月1日 23時) (携帯から) (
レス) id: 9659c62f6b (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅブズ - こんばんは♪
いつも楽しく読ませて頂いております(笑)
切ないですね…(>_<)
でも…誤解であってほしいです…
これからも更新楽しみにしています。
頑張ってください！！ (2014年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 3be4257ba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーまん | 作成日時：2014年4月23日 17時
