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あたたかさ ページ3

だんだん涙も引いてきて落ち着いてきた。
後でちゃんと皆さんに謝らなきゃ。


緊張と不安で。
って言い訳しても遅いか…。

なんて考えていると、目の前の男性と目が合った。

くりくりの大きい瞳に
少し荒れた肌
でも色白で鼻が高くて
髪の毛はサラサラしてて

名前は…テレビを見ないおかげで知らないけど確かに格好良くて。
目の前にはジョッキ。
お酒好きなのかな…?


「あの…」

いきなり目の前の男性が口を開いたからびっくりして。


「は、はい!」

「…あの、大丈夫ですか?」


最初何のことを言ってるのか分からなかったけど、すぐに理解出来て申し訳ない気持ちになった。


「あ、大丈夫です…!迷惑かけてしまって本当にごめんなさい…」

「ううん。よかった…」

優しい人だなぁ。
彼が微笑んでくれるから、つい私も笑顔に。


EM「ちょっとキュヒョン!Aちゃんに変なこと吹き込んだりしないでね?」

KH「俺は何も…!」

EM「そうだ。Aちゃんは…リョウクとキュヒョンと同い年だもんね?」

ウンミ先輩の話で、初めて私の目の前の彼が
キュヒョンさんだということを知る。

EM「こちらは、Aちゃん。私の後輩。」

ウンミ先輩が、私を紹介してくれるから一礼。
するとキュヒョンさんが私を見て。


KH「キュヒョンです。よろしくお願いします。」

今まで気付かなかったけど、キュヒョンさんはとても良い声で。


ふたりの楽しそうな会話を聞いて、嬉しくなると同時に
少し切なくなった。

だって私はウンミ先輩と同じくらい、キュヒョンさんとは仲良くなれない気がして。



ジヒョンさんやミヌさん、他のメンバーさんたちはそれぞれ楽しそうに話をしていて。

その中で積極的に話しかけてくれたのがキュヒョンさんだった。
ウンミ先輩がいたから、席が目の前だったからっていうのもあるかもしれないけど…。
何だかすごい嬉しかった。




飲み会も、いよいよ終盤。

一応他のメンバーさんたちにもそれぞれ挨拶しに行って。
皆さん良い人だったから安心。

ウンミ先輩に
"そろそろ帰ります"
と耳打ちすると


EM「キュヒョン!Aちゃん送ってあげて」

酔ってしまったウンミ先輩の言葉に少し驚いてるキュヒョンさん。


それでも嫌な顔ひとつせずに

KH「分かりました」


そう言ってくれるキュヒョンさんのあたたかさ。

帰り道→←怖い



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設定タグ:SUPERJUNIOR , キュヒョン , Kyuhyun   
作品ジャンル:恋愛
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ぴーまん(プロフ) - ぎゅブズさん» ほんとですか(>_<)ありがとうございます!!そんな勿体ないお言葉を…。本当に嬉しいです(泣)ご期待に応えられるように頑張ります^-^ 切ない系は初めてでpq笑 これからも宜しくお願いします(涙) (2014年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 9659c62f6b (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅブズ - こんばんは♪ いつも楽しく読ませて頂いております(笑) 切ないですね…(>_<) でも…誤解であってほしいです… これからも更新楽しみにしています。 頑張ってください!! (2014年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 3be4257ba7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーまん | 作成日時:2014年4月23日 17時

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