怖い ページ2
EM「面白い人ばっかだから。Aちゃんもすぐ慣れるよ。ね?」
MN「うん。」
クスクス笑いながら話すふたりだけど
何のことかまだ知らされてない私にとっては不思議でしかなくて。
面白い人がいっぱい?
すぐ慣れる?
もしかして危ない人が……
いや、それはないか。
だって私の尊敬してる先輩方ふたりのお誘いなんだから。
きっと大丈夫。
先輩ふたりを前に、おそるおそるその居酒屋さんに入る。
やっぱり足が前にゆっくりとしか進まなくて
ウンミ先輩が私の腕を引っ張って入った先には
たっくさんの男の人たちがこちらを見ていて。
驚いて後ずさりしたけど
よく見ると皆さん顔立ちも格好良くてニコニコしてて良い人そう。
「お!ふたりとも久しぶりだな?」
細長い机の真ん中あたりに座っていた男性がそう言って近づいてくるから。
とっさにふたりの後ろに隠れる。
「あ……」
EM「新人さん連れてきた^^」
ウンミ先輩に前に出されて。
まだ状況が理解出来てない中、とりあえず挨拶。
「あ…。えと、後輩のAです。よろしくお願いします」
「Aちゃんね^^
SUPER JUNIORのマネージャーやってます。ジヒョンです。」
SUPER JUNIOR…?
あ、あの歌手でグループの…
こういうときにあまりテレビを見ない私は
ちゃんとテレビを見てればよかったと、とてつもない後悔に襲われる。
そこにいるのは芸能人の方なんだ…。
何だか訳が分からなくなって不安で怖くて
ジヒョンさんが優しく対応してくれたのも嬉しくて。
気づいたら何の涙か分からない大粒の涙がこぼれ落ちてきた。
EM「あっ。Aちゃん泣いちゃった…ごめんね〜。いきなりこんな男の人達に囲まれたら怖いよね。」
ウンミ先輩は謝りながら頭を撫でたりしてくれた。
いきなり泣いて迷惑をかけたのは分かってるから涙を止めたいのに。
ポロポロこぼれてくる。
JH「もしかして、こういうの初めて…?」
MN「あ、そうなんです。まだ現場が…」
JH「そうだったんだ…ごめんね?とりあえず座って?」
ジヒョンさんも私に謝ってくれて。
ウンミ先輩が私を隣に座らせてくれる。
「ヌナ駄目だよ泣かしたら〜」
「…大丈夫?」
「名前は?」
イケメンさんたちが話しかけてきてくれたけど
今は涙を拭うのに精一杯。
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ぴーまん(プロフ) - ぎゅブズさん» ほんとですか(>_<)ありがとうございます!!そんな勿体ないお言葉を…。本当に嬉しいです(泣)ご期待に応えられるように頑張ります^-^ 切ない系は初めてでpq笑 これからも宜しくお願いします(涙) (2014年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 9659c62f6b (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅブズ - こんばんは♪
いつも楽しく読ませて頂いております(笑)
切ないですね…(>_<)
でも…誤解であってほしいです…
これからも更新楽しみにしています。
頑張ってください!! (2014年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 3be4257ba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーまん | 作成日時:2014年4月23日 17時