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足首 ページ6
男の人が私をじ一っと見てる。
まだ転んだままだったことに気づいて、あわてて立ち上がった。
「痛っ…」
立ち上がった瞬間、右足首に走る痛み。
KH「ぁ、大丈夫ですか？」
「あの…、右足首をひねってしまったみたいで…」
KH「えっ、じゃあ、家まで送ります」
「そんなっ！悪いですよ…。それに、私は大丈夫です!!」
もう一度立ち上がってみると、やっぱり痛かった。
KH「やっぱり、家まで送ります!!」
そう言って、しゃがんだ男の人。
「…？」
KH「どうぞ、乗ってください」
「え、そんな、タクシーとかで帰るので大丈夫ですっ」
KH「家は遠いんですか？」
「すぐそこのマンションなんですけど…」
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作者名：ぎゅあ | 作成日時：2014年7月29日 22時
