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ベタな出逢い -KH- ページ3
ワインショップから出てここを曲がれば宿舎って時に、
小柄な女性とぶつかった。
僕は転ばなかったけど、女性は尻餅をついてしまった。
KH「すみませんっ、大丈夫ですか？」
「こちらこそ、ごめんなさい！…ぁ……」
彼女の視線をたどると、割れたワインボトル。
さっき買ったワインを落としてしまった。
「わわわ…。ごめんなさい、弁償します!!」
KH「くくっ…」
最初の反応が可愛くて、思わず笑ってしまった。
ぽかーんと口を開けて僕を見る女性。
KH「あ、弁償しなくていいですよ」
どうせドンヘヒョンのお金だし。
「ダメです！よそ見してた私が悪いので…。買ってきます!!」
KH「本当に大丈夫ですよ？」
「私が大丈夫じゃないですっ。行ってきます!!」
割れたボトルの銘柄を確認すると、ワインショップに入っていった。
別にいいのに、そこまでしてくれることが少し嬉しかった。
少しして、走って戻ってきた女性。
でも、僕の目の前で転んだ。
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作者名：ぎゅあ | 作成日時：2014年7月29日 22時
