The Magic of Life!【ワンダショ】 (ページ7)

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7の魔法ページ7

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華やかなセカイ。

オレ達はその中心に立って、周りを見回していた。

「うーん、やっぱりいないねぇ。」
「予想はしていたが、ここまで見当たらないとはな。」

頭を抱える。
ここまでアイツが俺らに手を焼かせたことはなかったはずだ、それほどまでに重大なことがあったのか。

「…ま、想定内でしょ。さっさとみんなに話を聞こう?」

寧々がふぅと溜息をつきながら劇場を指さす。
劇場からは遠くからでも分かる様なはしゃぎ声が響いていた。

「そうだな、ヒントももらえるかもしれない。」
「というかもともとヒントをもらうつもりで来たはずなんだけどね。」

類が苦笑しながら言う。
そういえばそうだったっけ?とえむがいい、何忘れてるの…と寧々が返す。

相変わらずいい仲間たちだなと思う。

過去にトラウマや辛さを感じる寧々と類、
夢を見続けるえむ。

そしてオレ。

Aはどんな思いを抱えて、オレらの前から消えたのか。
Aはいったいどんな過去を、夢を、思いをもってしてワンダーランズ×ショウタイムに入団したのか。

まだ謎は沢山ある。
まだまだAのしたいことも、心の奥底で眠る思いも分からずじまいだ。
それでも、彼女がこのセカイに来れることがあらわすことは一つだけ。

「Aは、皆を笑顔にしたい。…そう、思ってるはずだ。」

小さく小さく呟いて、劇場まで足を進めた。

…

私の夢はない。
今までケーキ屋さんとか、花屋さんとか、いっぱい夢を抱えてきたけれど。

私の未来が真っ暗な今、夢なんて抱えてもしょうがない。

オレの夢は、スターになること。
いろんな人を笑顔にできるスターになること。

オレの夢は、未来は、ほかの誰とも変わらない。

…

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ﾏﾝﾏに叱られた後ワンスアポンアドリーム聞いたら泣きました
いろんな意味で年を取りました。