そして週末６ side you ページ20
ﾕﾉ「こんにちは！」
A母「あら。久しぶりね(笑)」
ﾕﾉ「今日は珍しい人を連れて来ました(笑)ほら！入って！」
A母「まあ！誰？珍しい人って…？！」
A「お母ちゃん…。」
A母「A…のんちゃん…？」
何年か振りに見るお母ちゃんは私と違って相変わらず綺麗だけど少し歳をとっていた。
A「のんちゃん。のんちゃんのおばあちゃんだよ？こんにちはは？」
「こんにちは」とお辞儀をするのんちゃん。
A母「のんちゃんお利口さんやねぇ…！あ！のんちゃん筑前煮あるんよ？食べる？」
「いいの？」と私の顔を見るのんちゃん。
頷くとお母ちゃんの前のカウンター席に登って座った。
ﾕﾉ「僕も貰おうかな！」
A母「ええよ(笑)こっちに座りよし。Aはどうする？」
A「私は…いい…。」
ﾕﾉ「なんだ？アイツに会うから胸いっぱいか(笑)」
A「そんなんじゃ…っ」
A母「チャミくんと会うの？今大阪おらへんでしょ？」
ﾕﾉ「すぐ戻ってくるって(笑)」
A母「そうなん？実家に帰るって言ってたのに。いっつもAのために苦労かけるなぁチャミくんには。」
そう言われると何も言えなかった。
ﾕﾉ「でもここまでアイツに会いに来たんだから、良しとしましょうよ女将さん(笑)」
A母「せやね…のんちゃん筑前煮どう？」
両手でほっぺを挟んで「美味しい」のポーズをするのんちゃん。
A「美味しいよね？ママ、お料理得意じゃないから…(苦笑)」
A母「旅館で働いてるんだって？住み込みの。」
A「うん。女将さんも板長さんも一緒に働いてる仲居さんたちもみんないい人たちで、仕事の合間にのんちゃん見てくれて…。」
恭子さんもﾁｬﾝﾐﾝのことはともかく、のんちゃんのことはいつも気にかけてくれてた。
悪い人じゃなかった…。
A母「みなさんのおかげでやって来れたんやね…。感謝しないとね…。」
お母ちゃんの言葉はのんちゃんがここまで大きくなって嬉しいとも、自分がその成長に関われなくて寂しいとも受け取れるような呟きだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 983人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
waka(プロフ) - あとがき読まずにコメントしてもーた！とりあえず、お子さんの入試、がんばって！Twitterはこれからも絡ませてね（笑） (2015年9月17日 2時) (
レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - bubuちゃん、お疲れさまでした (*´∀`)♪すごく良かった！遠回りしまくりだったけど、本当に良かった(泣)ゆっくり休んで・・・・と、言いたいとこだけど、私の大好物の旦チャミ、よろしく（笑） (2015年9月17日 2時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
?みんみん?(プロフ) - お疲れ様でした。素敵な作品ありがとうございました！まだまだ色々な作品を読みたいです。でも今はご家族優先してくださいね。 Twitterで絡ませてください。 (2015年9月15日 23時) (レス) id: 19b166b6d3 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - bubuさん、有難うございました。チャンミンと私とのんちゃん、そして新しい家族まなみちゃんでず〜〜っと幸せでいられますね。bubuさんの息子さんの受験がいい結果を得られますように。 (2015年9月15日 23時) (レス) id: 2c76c20c20 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - お疲れさまでした。そして幸せな家族ありがとうございます。大学受験なんですね。p(●｀Д´●)ｑガンバレ〜 (2015年9月15日 20時) (レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2015年3月11日 20時
