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好きな子にいじわる/青柳冬弥 ページ12
オレの幼馴染の話をしよう。
そいつの名前は青柳冬弥。いつもすました顔をしやがるハンサムボーイだ。
オレとあいつの出会いは華々しく、舞台はトイレ。今もまぶたを閉じれば1日と11年前くらい鮮明に思い出せる。オレが青柳をトイレに閉じ込めたのが始まりである。
それからというもの青柳はオレに怯えていたようだが、その様子が気に食わなかったオレが散々付きまとったのち、見事その様子を目撃することはなくなった。どうやら慣れたらしい。オレってば天才。
と、話を戻そう。父親同士が仲の良かったオレたちは、ガキの頃からバンバン会わされていた。その度にオレが遊んでやったものだ。
そこらへんで死にかけていた虫を持って鬼ごっこしたり、コンクールの楽譜かくれんぼしたり。その後コンクールの楽譜を青柳の目の前で破いてやったのも含めていい思い出だ。
青柳はオレのことを心底嫌っていた(というか今も嫌っている)が、父親に媚びているオレに敵など存在しない。何があっても無愛想な青柳が悪いことになる神システムだ。実際、コンクールの楽譜の件は青柳が100％非のある形で終わったし。
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あきまる(プロフ) - ょむむむさん» コメントありがとうございます！このえななんは私も気に入ってます💕💕 (9月20日 20時) (
レス) id: ed0e33f0ac (このIDを非表示/違反報告)
ょむむむ - えななんが最高にえななんらしくて好き！！かわいい💕更新頑張ってください！ (9月20日 20時) (レス) id: 946b79f9ed (このIDを非表示/違反報告)
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