今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:4,185 hit
小｜中｜大
ろく ページ6
……なら良かった？？？
ギギギと、壊れたロボットのように首を回す。その先には、ニコニコ笑顔の神代くんが立っていた。神代くんが？？
「うわあ！！！？？？」
「ふふふ。そんなに驚いてくれるとは」
えなんでいんの。いつからいたの。風が泣いていたのくだり聞いてた？？違うんだ誤解、いや違わないけど。
私が混乱してる姿を見て、神代くんは面白そうにしていた。何が面白いんだこの野郎。
「か、神代くん……退院したんたね、よかった……」
「君のおかげさ。今日はお礼を伝えに来たんだ」
「いや、お礼されたくてしたわけじゃないし、いいよ全然」
すると、神代くんが、言った。
「さすが。スポーツマンシップは持ち合わせているんだね」
「……は、？」
スポーツマンシップって、どういう。
「ふふ、ふふふ、君のことを少し調べさせてもらったよ。たとえあの日熱中症でも分かったさ。人を見る目には自信があるんだ」
冷や汗がどっと溢れて、風に吹かれた肌が凍る。それだけで、私のことを。
「私はもう、陸上には戻らない」
「おやおや。どうやら勘違いさせてしまったようだね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あきまる(プロフ) - チョコムースさん» 👍👏🎉🎉🎉🎉 (7月15日 21時) (
レス) id: ed0e33f0ac (このIDを非表示/違反報告)
チョコムース - ああああああああああああ嬉しいいいいありがとうございますありがとうございます (7月15日 19時) (レス) @page10 id: 946b79f9ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
