11 ページ11
シゲside
小山はほぼ陸上部に決めたらしくまだ決まっていない俺とは違って余裕な感じ
実はシゲ水泳をちょっとやってて平均並みには泳げるんだよね笑
プールがすごく豪華で確かにこんなとこで泳げたらスゲェなって思った
もう水泳部にしようかな笑
二階の見学席というかこれもまた広くて小山と少しはしゃいでたら手すりに肘をついて水泳部を眺めている増田くんがいた
小山は俺の後ろに少し隠れた感じでついてきた
「おはよ」
増「…」
マスクをしてるからどんな表情なのかわからないけど俺たちを睨むような感じで見てきてすぐにまた目線を戻した
だからもう一度
「おはよ」
そういうと彼は何も言わずにうんと頷いた
これは返してくれたのか…？
特に話す事もなく小山と行くかと目で合図をして立ち去ろうとしたら
増「山下…先生に聞いた係のこと。…ありがと」
聞こえるか聞こえないかくらいの声でお礼を言ってきて俺も小山も驚いた
ふふっ、なんだよちゃんとしてるじゃんか
小山もニコッて俺を見て笑った
「ごめんな、勝手に決まっちゃって…」
そういうとううんと首を振って否定した
まぁ顔は見てくれないけど根っからの悪い人ではないみたい
増「ｺﾎｯｺﾎｯ…」
慶「風邪？」
増「ｺｸｯ」
サボってた訳じゃなくて風邪だったんだ
初日の印象でサボりって勘違いされて可哀想だな
「水泳部興味あるの？」
増「ない」
そういうと彼は行ってしまった
慶「寡黙だけど意外と普通の子だね、悪い子じゃなさそう」
「そうだね、口下手っていうかあんまり感情を出さない感じはあるけど」
俺と小山の中で増田くんのイメージはだいぶ変わったかな、もっと仲良くなりたいというか彼を知りたいって思った
でも次の日もその次の日も彼は欠席して結局次にあったのは土日を挟んだ月曜だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みーぽん(プロフ) - こんばんは！更新待ってました(о´∀`о) (2019年9月10日 23時) (
レス) id: f6c349c01f (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - はるさん！コメントありがとうございます(´；ω；`) レスも返したんですが、実は私この作品めちゃくちゃ好きでずっと読ませていただいてました... この先の更新も楽しみにしてたので、コメントいただけてとても嬉しいです！はるさんも無理せず頑張ってくださいっ！ (2019年8月18日 20時) (レス) id: f6c349c01f (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 増田みおさん» そんな褒めていただいてありがとうございます(//∇//)なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2019年8月9日 21時) (レス) id: 75b4bd8036 (このIDを非表示/違反報告)
増田みお - 初めまして!! 主様のお話とても感動します､!! 読んでいて全く飽きないしとても面白いです!!大変だと思いますが更新頑張ってください!! 応援してます!! (2019年8月9日 2時) (レス) id: 7edd4ef3bc (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) (2019年5月2日 12時) (レス) id: 02813119e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる x他2人 | 作成日時：2019年4月8日 23時
