. ページ48
「ぇ…、」
「ちょっ、さとみくん?」
最初は僕。
次に驚いたように声をあげたのはころちゃん。
今までに聞いたことが無いくらい低いお兄ちゃんの声にはっとして俯き気味だった顔を上げる。
それと同時に一粒、雫が頬を伝った。
「お前が何かあった事は俺も含めて皆気付いてる。顔見りゃわかるよ。…だから話しやすいような環境作ってくれてるのに、どうして周りの人を頼ろうとしないわけ?」
「っ、」
「俺たちには話せない事?そんなに信用無い?」
「ちがっ、違くて…あのっ、だから」
普段喧嘩なら沢山するけど、傷付いたように怒るお兄ちゃんは見たことがなくて頭の中がぐちゃぐちゃになる。
きらわれた?どうしよう、どうしよ。
「るむくん、一回落ち着こう?…嫌かもしれないけど、話してみたら楽になるかもよ?」
「っなーくん…。ぼく、」
「僕達もちゃんといる。大丈夫だから話しなよ。」
「そうやで。皆るむくんのこと心配してるんよ。」
ころちゃんやじぇるくんの声に後押しされるように、小さな声だったけどストーカーされている経緯を話すことが出来た。
さっき怒ってたお兄ちゃんはいつの間にか
メンバーも辛かったねって、話してくれてありがとうって声をかけてくれていた。
578人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜☽ - 読みました★ 面白かったからそんなきまりとかどうでもいいわ。←とてつもなく良かったですわ(???) (2022年7月14日 22時) (レス) id: 3cb0863b99 (このIDを非表示/違反報告)
夜☽ - すとぷりとかの、歌い手の妄想小説っていいんでしたっけ...?間違っていたらすいません。 (2022年7月14日 18時) (レス) id: 3cb0863b99 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - はなちゃんさん» お待たせ致しました!頂いたリクエストを只今続編の方で執筆中です!本当に遅くなりました( ; ; )是非読んで頂けると嬉しいです! (2019年3月26日 12時) (レス) id: 71cb7faafe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 莉乃さん» いつもありがとうございます〜〜!!!!ここまで読んでいただけて嬉しいです!もしよろしければ一言キーワードだけでもいいのでリクエストお待ちしてます(∩^o^)⊃ (2018年12月18日 23時) (レス) id: 71cb7faafe (このIDを非表示/違反報告)
莉乃(プロフ) - この小説大好きです!!続編おめでとうございますっ!頑張ってください! (2018年12月17日 16時) (レス) id: e2ea33e624 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2018年10月21日 13時