47 轟side ページ48
Aと仲直りできた、翌日。俺は朝から一人で釣りをしに来た。釣り糸を垂らして魚が釣れるのを待っていると、後ろから声を掛けられて振り向く、もちろんここに来るのは一人しか居ない。
「およよ、轟ちゃん。今日はいるんだ。最近見ねぇな、って思ってたのよ。何かあったの？」
「……まぁ、少し、な」
「へぇ……？…Aちゃん、とか？」
「……」
金髪にハーフアップ、特徴的な眼鏡をした小田島有剣だ。眼鏡を少し下ろして薄く笑って俺を一瞥すると、釣り道具を出しながら会話を続けた。俺が曖昧な返事をすれば、俺の表情を伺いつつ彼は相槌を打ち、Aかと聞いてきた。俺はそれに対して肯定も否定もせずに黙っている。
「ビンゴ、Aちゃん関係ね。___轟ちゃん、表情分かりやすいわ」
「あ？どういう事だよ」
「Aちゃん、って名前出した時に眉間に一瞬皺が寄ってたからなァ。ま、別に噂も聞かないし、Aちゃんだったら轟ちゃんとも上手くやってけるし、順調で何より」
「……まぁな」
にやっと小田島は笑いながらそういうので、俺が理由を聞く。彼は表情で分かったというので、思わず眉間に指を置いて軽く撫でた。鼻で息を抜いて、返事をするとそこからはほぼ無言でお互い黙々と釣りをした。
暫くして、釣りを終え登校する。昨日彼女には放課後少しだけ用事があると伝えている、それは彼女に絡んできたやつに警告を含め仕返しするため。彼女を待たせないためにも手早く終わらせるか。
昨日、辻と芝マンから聞いていた情報を元に奴等のいるクラスへと向かう。途中、辻と芝マンが俺を待っていたのかそのまま合流して3人で行くことに。そのクラスにつくと、辻が教えてくれた。
「轟、アイツらだ」
「ああ」
教室に入り、呑気に喋っている奴等のところに行く。
「お前か？俺の彼女に絡んできたの」
「……だったら、なん…」
勿論否定はしていないが、開き直っていたため、そいつが言い終わる前に顎に拳を下から突き上げると、そいつは宙を舞った。
「一度しか言わねぇから、よく聞け。俺の彼女に手出すんじゃねぇぞ、次は潰す」
「……ぅ、う……はい」
呻きながらも、そいつは返事をした。周りの奴等は喋っていたが、俺が殴って吹っ飛ばしたのを見て教室の中は静寂に包まれていた。返事を聞いたら、そのまま辻と芝マンを連れて教室を去った
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可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» どういたしまして´`*！ (2022年10月24日 18時) (
レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - ありがとうございます。またチャレンジしてきます！ (2022年10月24日 17時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» それは良かったです´`*はい、プロフコピーで大丈夫かと！念の為検索できるか確認してきたので、大丈夫だと思います！◎ (2022年10月24日 16時) (レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - ハイ(//∇//)しかもまたお話更新で、朝から気持ち上がりました⤴︎ありがとうございます♡あと、Twitterお邪魔したいのですが見当らなくて…プロフ記載をコピーで大丈夫ですか？そちらの洋介さんも読みたくて(๑˃̵ᴗ˂̵) (2022年10月24日 6時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
可愛。(プロフ) - 小松ミナさん» 確かに、こんな助けられ方するならいいですよね´`*最初は村山さんに全て助けてもらおうと思ったんですが、ここは轟に助けてもらった方がいいかなとおもってそうしました！そして村山さんには受け止めてもらう係になってもらいました、ときめきますよね❀. (2022年10月24日 0時) (レス) id: fdd7cf983f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：可愛。 | 作成日時：2022年9月29日 14時
