置かれた場所で咲く花

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先生「深澤さん、今日は吸引とまだ発作自体は出てないようなので予防の注射だけしちゃいますね」








fk「あ、はい、お願いしま『いやｯ〜〜〜ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ しｯない〜〜』






　

iw「A一回落ち着きなさいって。深呼吸しよ。すって〜吐いてー。もう一回すって〜、、うん、じょうず」








『んｯﾋｸｯ、スーーっﾋｸｯハァーｯー、スーーｯ、、んんｯ』








このままじゃ先に進めないから椅子に座ってたAを一回抱っこして俺の膝に座らせ、背中をトントンする。









準備を頼まれていた看護師さんが戻ってきたところで、先生が処置体制に入る
　









先生「Aちゃんお膝に座れてよかったねぇ〜。よし、じゃあ頑張れそうかな、お口開けるよ〜あーんして〜」









『あｯやだｯしないｯいやｯウッｵｴｯｽﾞｽﾞｰｯｽﾞﾙｽﾞﾙーｯ』







俺が頭を抑えて、照は手が出ないように繋ぐ。








先生「Aちゃんすごいなぁ〜頑張れてるよ〜よーし次反対やったらおしまいだからね〜」









泣き声こそ出せないものの涙をぼろぼろ流すAを横にどんどんチューブが奥に進む。






『ハァｯイヤｯもｯおしまｯウｯｵｴｯｽﾞｽﾞｰｯｽﾞﾙｽﾞﾙーｯ』









先生「終わったよ〜。よく頑張ったね〜」






褒めてから先生が一回裏に戻った。









『うわぁーーーーんﾋｸｯいやだったぁ〜〜ﾋｸｯあぁ〜〜ﾋｸｯ』






iw「よく頑張ったなぁ〜。」




照が頭を撫でて俺が膝を揺らして乗ってるAをあやす。
全然泣き止まないけどわら









先生「Aおまたせ〜。あと一個だけだよ〜。」

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