44話 ページ49
直樹「雅輝はもう別の人間だよ。」
A「な、なんでそんなこと言うの――?」
直樹「俺、雅輝が恐い…。」
A「!!」
直樹「殴られて、痛くて、恐くて、何がしたいのか分からない、何を思っているのか分からない。」
太平「人が思ってることなんて誰も分からねーよ。」
直樹「分かってる!!でも、雅輝はそのなかでも何考えてるか一番分かんない。」
A「直樹くん。」
直樹「?」
A「雅輝くんのこと最初から無視するんじゃなくて、しばらく様子を見よう?」
直樹「………うん。」
少し曖昧だけど、返事をしてくれた。
健一「んじゃぁ帰ろうか。」
と言い、歩き出した。
――火曜日。
体育祭が土曜日の為、月曜日は振替休日。
A「行ってきまーす。」
今日も朝練だ。
健一「おはよう、A。」
A「おはよう。」
健一「なんか、元気なくねーか?」
A「そんなこと、ないよ。」
健一「…無理すんなよ?」
A「うん。」
そして、少し経って皆が来た。
今は、健一くん、太平くん、直樹くん、青くん、雅輝くんで行っていたのだけど…。
雅輝くんは来ない。
太平「しょうがねぇから、行くしかねーな。」
青「そうだな、ていうか直樹、今日はAに抱きつかないんだな。」
直樹「そういう気分じゃなくて。」
健一「そう言ってもらえた方が、俺にとってはたすかるよ。」
なんだか、いつもよりもぎこちない。
行く道もシーンとしている。
太平「なんか、話そうぜ。今日暗いよ。」
シーンとただずっと黙ってるだけ。
健一「やっぱり、雅輝がいないとはずまないんじゃないのか?」
A「雅輝くんがいないとテンション落ちちゃうってこと?」
健一「あぁ。」
直樹「あっ、雅輝…。」
学校に着いて、グラウンドの方を見ると、ベンチに雅輝くんが座っていた。
A「よしッ!」
私は走り出した。
A「おはようー!雅輝くん!」
雅輝「……はよ、Aちゃん。」
A「今日は早いんだね。」
雅輝「まぁな。」
やっぱりなんかぎこちない。
――そのころ、遠くの方にいた皆は…。
健一「A…。」
直樹「やっぱり、すごいよ。」
健一「何が?」
直樹「何でも。」
青「そろそろ、俺らもグラウンド行こう。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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Mahta(プロフ) - 別に知らなくてもルールとか大まかな表現ちゃんとできてればいいと思う、、、 (2019年2月17日 19時) (
レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
遊騎(プロフ) - 野球知らないなら書いて欲しくない。違和感ありまくりだから (2013年8月23日 1時) (レス) id: 2a1bea50c7 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - 行きまーす!! (2011年7月6日 7時) (レス) id: 27bb824506 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛((元、麗莉(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/killme/ 新しいトコ来てね＾＾ 名前変えました＾＾ 元、麗莉ですょ☆ もしよかったらブログにきてね＾＾ ア八ッ//////////// (2011年7月5日 21時) (レス) id: d69cc30437 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - こんな駄作…気に入ってくれてありがとです!!友希いいですよ!! (2011年6月30日 21時) (レス) id: f2a36d3c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪さくらもち♪ | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/hinotoramaru/
作成日時：2011年4月2日 22時
