episode82 ページ37
そんな中、家に帰る途中、私は少年探偵団組に捕まり、ポアロに連行された。
ところで、少年探偵団！ってノリノリで名乗ってるのは歩美ちゃんと元太くん、光彦くんだけど…1歩後ろから保護者的な目で見てるコナンくんと哀ちゃんも少年探偵団に入れていいのかな…なんて思いながら5人について行く。
それと屈むと少し傷が痛いけど、撃たれた、とか言うわけに行かないから黙ったままにした。
ポアロには安室さんはいなかった。
『あれ？今日は安室さんいないんですね。』
と注文を取りに来た梓さんに思わず聞いてしまう。
「そうなんですよ。急に体調崩しちゃって。」
『うえー…大変ですね…。』
「でもいつも働きっぱなしだし、たまにはゆっくり休んで欲しいって思ってたんで。」
と梓さんは微笑んだ。
女神だなこりゃ、と思ったのを静かに消化し食べたいものを頼む。
「ねね！Aさん！」
『どした歩美ちゃん。』
「この後さ、博士のお家に行くんだけど行かない？」
私は「喜んで」と笑った。
歩美ちゃんと元太くん、光彦くんはにっこにこで喜んでいた。
『そういえばみんなは今日休みなの？』
「そうだぜ！確か、えっと…あれなんだっけ…。」
「代休、ってやつですよ！
授業参観がこの前土曜日あったから。」
『あー！なるほどね。』
授業参観か、と私は呟く。
「ねえねえ、Aさんってどんな小学生だったの？」
とコナンくんが子供っぽい声を出す。
私は「んー？」と、肘をテーブルにつき、頬杖をした。
その時、家族で海に行った時のことを思い出した。
真純がひたすら頑張って秀一兄を笑わせようとしてたのを眺めながらずーっと浮き輪で浮いてたことを。
『みんなで海に行ったらはしゃがないで浮かんでるタイプの子供だったよ。』
「ど、どういうこと…？」
『そのまま。泳ぐのは気が向いた時だけで、砂浜でビーチバレーとか砂遊びとかする訳でもなくて、浮き輪でずっと浮いてるタイプ。
膝に長袖の水着を掛けて、ポケーって。』
「不思議な子供時代ですね…。」
光彦くんは困った様に笑っていた。
『まあ、それだけ人と関わるのが面倒くさかったんだと思うよ。
今は別だけど。その証拠にみんなと出かけるの楽しいし。』
そう笑いかけると「私も楽しい！」と歩美ちゃんが笑顔を浮べる。
その時、ポアロに人が入ってきた。
目が合う。
噂をすればなんとやらは心の中でも通用するのかよ、そう思った。
入ってきたのは蘭、園子、そして真純だった。
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from bathroom(プロフ) - ありしゅさん» コメントありがとうございます！！ｳｱｱｱｱｱｱ気がついて下さりありがとうございます…私も好きな曲で誰か気がついてくれたらな、とかしんどい人いたら救われねえかなみたいな感覚でちょびちょび入れてみたので気がついて貰えて嬉しいです…！これからも頑張ります！ (2021年10月24日 7時) (
レス) id: 462ac0c112 (このIDを非表示/違反報告)
ありしゅ(プロフ) - 私の好きな曲の歌詞がいきなり出てきて吃驚しました！これからも応援しています！ (2021年10月17日 9時) (レス) id: a9a93c108b (このIDを非表示/違反報告)
from bathroom(プロフ) - 桜茶さん» 語彙力が酷く低い返信本当に申し訳ないです… (2020年11月14日 10時) (レス) id: 462ac0c112 (このIDを非表示/違反報告)
from bathroom(プロフ) - 桜茶さん» ありがとうございます！！(´；ω；｀) それに好きだなんて言葉本当に嬉しいです…これからも応援よろしくお願いします、本当にありがとうございます…！！ (2020年11月14日 10時) (レス) id: 462ac0c112 (このIDを非表示/違反報告)
桜茶(プロフ) - 合格おめでとうございます！bathroomさんの作品はどれも好きなのでこれからも楽しみにしています。 (2020年11月8日 0時) (レス) id: 72bb70d964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：from bathroom | 作者ホームページ：http://なし
作成日時：2020年6月14日 18時
