an balance ≠ JK . (ページ3)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:4,702 hit

＿ページ3

ㅤ

お昼前、私がご飯を食べようとお弁当を取りに行くと

ドンッ

《いった、なんなの御前目障りすぎ》

、そっちこそなに。？

私が睨んでいると皆の目線がなぜか足元にあって。

恐れながら足元を見ると私の手から滑り落ちて
ぐちゃぐちゃに放たれたお弁当の中身。

「っなんでキムくんは」

止めなきゃ怒っては駄目。

でも今の私は歯止めが効かない位怒りに溢れていて

「私が何かしましたか？私がキムくんに何かした？」

" この気持ちが分かんないなんてふざけてる！！！ "

ああ、言っちゃった。

涙を堪え屋上に向かう。

初めてあんな口きいちゃったけどスッキリ、？

「あ、お昼ご飯」

もういいや食べなくても私には今さっきのでお腹いっぱい

『君、お昼は？』

、、、え？私？

恐る恐る振り返るとそこには男の子が立って
上から私を見詰めてる

「あ、それが落としちゃって、でもいいんです」

お腹いっぱいだから、… 大丈夫

『大丈夫じゃないっしょ、これ食べな』

そう言って私に差し出してきたのは
私には甘すぎるイチゴのシュークリーム。

「悪いよそんなの、」

『俺がいいよって言ってんの、伝わる？』

なんだか不機嫌そうにぶつぶつ言うから

『じゃあ頂いとくね、有難う』

そう言えば微笑んで私の頭をポンと触る。

『俺ジョングク、君は？』

「あ、Aです ... 」

これが私と貴方の出会い。

ㅤ