検索窓
今日:4 hit、昨日:23 hit、合計:918,760 hit

ページ43

.





.





A「ご迷惑をおかけしました……。」





ちょっとした眩暈、


というか立ちくらみで、少しの間会場の外へ。




先輩が付き添ってくれたけど、申し訳ないので戻ってもらったら
ちょうど通りかかった支配人さんが心配してお水を持ってきてくれた。



圭人「ふふ、大丈夫ですよ。

具合はどうですか?」



A「少し、良くなってきました。」



朝から何も口にしてなかったせいか、
水を少し飲んだだけでだいぶ楽になった気がする。



圭人「それは良かったです。


1人で会場に戻りにくいでしょう、
もう少し休んだら私がお供致しますね。」



ふんわり微笑んだ総支配人さん。
……優しすぎる…。



“ ひとりで大丈夫と思います…!”
なんて言ってみた。
これ以上周りに迷惑かけたくない。




本当はあの大きな扉の向こうが今どういう状況なのかわかんないし、

営業のみんなを探すのに不安でいっぱいなんだけど。




…そんな私を察してか、
インカムで何か指示したあと、


圭人「お迎えを呼んでおきましたので、
お友だちと一緒に戻られるといいですよ。」



そう告げて去っていった。


A「……お友だち…?」



それからすぐ、
血相を変えて現れたその“ お友だち ”は、






A「……え、涼介さんっ!?」


涼介「Aさんっ!!大丈夫!?具合悪いって聞いたけど!

確かに顔色もそんなよくないな。
え、朝もこんなだった?」



そう。涼介さん。
あなたが社長だって知ってびっくりしてこうなってるんです、
なんて言ったらどんな顔するんだろう…なんて考えたらなんだか笑えちゃった。

だって、焦って飛んできたさっきの顔だって、
今のすごく心配そうな顔だって、
熱はないかと頬やおでこをペタペタ触って確かめる仕草だって、
全部が全部おかしいんだもん。



A「ふふっ」


涼介「うん?」


怪訝に眉を顰められた(笑)







□→←□



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1445 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2868人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほしの(プロフ) - さちさん» さちさんこんにちは*応援、ありがとうございます。1番だなんて…私にはもったいない…すごく嬉しいです…っ! (2019年1月22日 18時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - このお話大好きです!今まで見てきたお話の中で1番好きです!これからも応援してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: 8963f2aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - そうなんですか!教えて下さりありがとうございます!秒で見ます! (2018年5月31日 18時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)
ほしの(プロフ) - u6Ba3WOCV4Wy1chさん» じつは、続きを連載中です|ω・`)ちらっ リンクしてなくてすみません、、、!*キミの担当社員 という作品が続編になっているのでお時間があれば覗いてみてください…! (2018年5月30日 19時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - すっごく面白かったです!最後の書き方が良すぎて続きが見たくなります笑 (2018年5月30日 16時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほしの | 作成日時:2017年1月24日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。