＊窓口担当社員 ４ ryosuke.Y

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A「ふぇっ！？」




聞き慣れた声に、そのフレーズ。
ハッとして振り返ればさっきまで頭の中いっぱいに広がってた涼介さんの笑顔がすぐそこに。




涼介「ふふ、そんな驚かなくても(笑)

親父を紹介したくて探してみたんだけど、
もう帰っちゃってたみたい、ごめんね(笑)


……で、何か悩みごと？」





あれ、先輩と話してたはずなんだけどな…？

きょろきょろしてみると少し遠くの方で知らない人と談笑している先輩の姿が。




涼介「あの人のこと、…好きなの？」


少し拗ねたように口を尖らせてそう言われた。





A「あ、いや…っそんなつもりじゃ…

涼介「じゃあ、どーゆーつもり？」

A「えっ…と、…… 」




涼介「ふふ、冗談だよ(笑)

…でもちょっと妬いた。意外と独占欲強いのかな、俺。」



でも束縛とかはしないからね！！
あぁでも俺のことだけ見ててほしいな…って、何言ってんだ俺///

なんてぶつぶつ呟く耳の赤い彼を見たら、
やっぱり悩みなんてどうでもよくなった。



今ひとつ知れたもん。

涼介さんの “ 独占欲 ”


ふふふ、嬉しい。









こうやってこれから少しずつ知っていければそれでいいや。


今は知らないことだらけだけど、
少しずつ知って、私のことも知ってもらいながら
今よりももっともっといい関係になれたらいいな。



喧嘩したときは、
「どうすれば仲直りできますか？」
って相談窓口に電話しよう。


ヤマダさんならきっと
仲直りの方法も教えてくれるよね？(笑)








( もちろん。他の人になんか相談しないで。

Aさんの相談窓口はいつも俺って決まってんの。)









end

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