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A「…っ!!?」
え。
?「ごめん、お待たせ」
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.
『わー、おにいちゃん
おねえちゃんのかれし??』
無邪気な子どもと私の間に入るようにしゃがんだその男性は、
私に背を向けて男の子と向き合う。
?「そうだよー、
だからあんまりお姉ちゃんのこと見つめちゃダメ。
お兄ちゃんヤキモチ妬いちゃうからね(笑)」
『ふーん、らぶらぶなんだね!!
じゃあね、おねえちゃん!
ばいばい、おにいちゃん!』
その男性越しに私に手を振ると
また、タッタッと駆けていく男の子。
……私の前に残ったのは、
A「……え、と。
ありがとうございました、助かりました。」
軽く頭を下げてから改めて顔を見る。
…………わ。
?「ふふ、どういたしまして。
…ご一緒していいですか?」
振り返ったのは、
すべすべの綺麗な白い肌に色素の薄い瞳
とても整った王子様フェイスだった。
A「ど、ど、どうぞどうぞ。」
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ひとりだったときと変わらないくらいの視線を受ける。
今度は、もちろん
このひとがかっこいいからで。
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ほしの(プロフ) - えみかさん» えみかさん、コメントありがとうございます*面白いと思っていただけて嬉しいですっ!またお待ちしてます* (2018年5月23日 0時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
えみか - 山田くんのこの優しさがキュンときます!とってもおもしろいです! (2018年5月22日 20時) (レス) id: bb84817229 (このIDを非表示/違反報告)
ほしの(プロフ) - 涼李さん» 涼李さん、コメントありがとうございます!きゅんきゅんしてもらえて良かったです!!長い長いすれ違いにお付き合い頂きありがとうございましたっ* (2017年12月6日 23時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
涼李 - お話を読ませていただきました!絶妙なすれ違いが本当にもどかしくて素敵できゅんきゅんしました!!(笑) (2017年12月6日 21時) (レス) id: d4c30689f8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしの(プロフ) - ミノリさん» いいえ、こちらこそありがとうございます*わかりました◎ (2017年10月31日 17時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほしの | 作成日時:2016年9月29日 12時