＊窓口担当社員 ryosuke.Y

■ ページ26

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はぁ。






何やってんだろ、俺。






自分からメール送るなんて、

この業務について以来、初めてだった。





アフターケアなんて、普段しない。
ま、愚痴に対して何をケアすんだよってのもあるんだけどね。







“ それってさ、




その子に対して罪悪感があるからじゃないの？


山ちゃんの穴埋めに入ったんでしょ、営業課。 ”








圭人に言われてやっと気づいたこの違和感の正体。




なんか気になるって、



俺のせいで異動させられたんだって、
どっかで気づいてたからだった。





その子が悩んでるとなれば、

俺にも責任はあるわけで。




ま、どうしようもねーけどさ。









涼介「…今さらながら、


俺って結構鈍いのかな…。」






なんて、27年生きてきて本当に今さら気づく奴←









ぴこんっ________







さっき送ったお伺いメールの返信が来たみたいだ。



涼介「どれどれ……っと。」








『 sub : 伊藤です。 』




ふは、知ってるわ(笑)




まぁでも件名が Re. じゃないだけ、

いい子だな。









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