60 エンマ大王と五つの短編だニャン！！(笑) ページ10
注意※映画ネタ
『フフフ…どうも皆様、こんにちは。私、今回司会を務めるウィスパーと申しますでウィス。
さてさて…何故私が皆様とこの小説でお会いしているかというと…』
黒いスーツに身を包み、サングラスをかけた謎の男…そう、普段は妖怪執事として現存しているウィスパーであった。
『…そう！ズバリ、今回あのエンマ大王に関わる五つの短編をご用意しました…私の務めは、その短編を皆様に魅せる事でございます。
では準備は宜しいですか？
まずは一つ目のお話。』
そういうとウィスパーの周りに霧が発生した。
『…最初は、映画では人間が妖怪になってしまうという驚きのお話でしたが、今回の最初のお話は一味違いますよ。
…確か、大王が従者になり従者が大王になる、とか…お楽しみにしていて下さいね』
ウィスパーはそれを淡々と言い誰も居ない方向へ向かって御辞儀をした。そしてそのまま姿を消した。
『ではでは、お楽しみ下さいでウィス…』
〜
１.私と主と入れ替わりと
「ハァァ〜……」
ある大きい(大き過ぎる)王宮のような建物の中で、走りながら溜め息を吐いている人影があった。
その正体は黄金に輝く髪、燃える炎の様な紅い衣裳を纏ったその妖怪…名を、エンマ大王という。
何故そんな事をやっているのか、全てはつい昨日の事に遡る＿＿＿＿
〜
「…大王様、これとこれ…それから、これも宜しくお願い致します」
ある一角の部屋で、ドサッと大量の書物が置かれる音がする。
「えー！？…ぬらり〜お前も手伝えよ〜…」
それに不満の声を挙げたのは、先程溜め息を吐きながら走っていたあのエンマ大王であった。
「無理です、私も私でやる事がございますから。では、全て終わったら私の元へ報告に来て下さいね」
そしてそれに冷たく淡々と返したのは、“ぬらり”と呼ばれた白銀の髪を持ち杖で時と結界を操る妖怪。
それが、エンマ大王の従者のぬらりひょんだった。
バタン！
そのぬらりひょんは言うだけ言うと扉を閉めて別の場所へ行き、その一角の部屋にエンマ大王だけを残した。
「…ハァ〜…やる、か…」
エンマ大王はつまらなさそうにこれまた溜め息を吐くと、暫くの間黙って机と向かい合っていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日の一言だよ！新学期だよ！全員集合〜編
質問！もし貴方が学校に行く事になったら！？ 百鬼姫「は？妾？学校なんて必要ない！！」←※闇の教育はバッチリ
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宵月夜(プロフ) - 桜優季さん» リクエストありがとうございます（土下座） 近いうちに作成します〜！あのお二方は難しそうです…（笑） (2018年1月3日 19時) (
レス) id: 535f385a7d (このIDを非表示/違反報告)
桜優季 - リクエストです！暗黒神と時空神のギャグ的なものをおねがいします!!!!!!!! (2018年1月1日 1時) (レス) id: e961a428d7 (このIDを非表示/違反報告)
宵月夜(プロフ) - おぉ、二度目のリクエストありがとうございます♪今のリクエストが終わり次第書かせて頂きますね！…意外な趣味…ですか、想像すると笑っちゃいます← (2017年12月21日 19時) (レス) id: 535f385a7d (このIDを非表示/違反報告)
ほづみん(プロフ) - リクエストいいですか？オロチの意外な趣味(歌、ダンス、裁縫、料理)の短編が見てみたいです。 (2017年12月18日 19時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
Bokarira(プロフ) - リクエスト、宜しいですか？注文が多くなりますが…。えっと、『オロチが熱中症になって、あやとり様を倒す』を作って欲しいです。無理なら、無理で大丈夫です。 (2017年8月4日 17時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮獅子 | 作成日時：2017年3月23日 13時
