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思えば、俺はあんな行動を起こさなければ良かったと心底後悔している。
〜
エンマ大王「終わった…!」
俺は安堵の声と共に体を大きく伸ばした。無事大量の仕事の山の処理が終わったのだった。
エ「…よし、行くか!」
俺はそう言い立ち上がりぬらりを探しに出かけた。
〜
俺は従者のぬらりを探しに恐ろしい程綺麗で光を反射している廊下を走る。
いつも走っては危ないと注意されるがそんなもんお構いなしだ。
走りながら顔を見回していると、俺は今一番会いたかった妖怪を見付けた。
その妖怪は階段のすぐ下に居る。
俺はその奴に気付いて貰おうと手を振り声を出した。
エ「!…おーい、ぬらりー!」
ぬらりはそれに気付いた様で此方を見る。
ぬらりひょん「…大王様…終わったのですか?」
ぬらりは言いながら階段を上って来る。
エ「あぁ!だから仕事の内容を見て___」
俺もそれに応える様に階段を降り始めた。しかし、その直後…
ズルッ
ぬ「!?」
エ「!?どわぁっ!」
俺はその直後、階段を降りている途中、あろう事か足を滑らせてしまった。そして体が宙に浮く。きっと滑らせた反動で体が放り出されたのだろう。
こんな時は…解決策はない!←!?
それよりもぐんぐん体が床に急降下する。ぬらりが上手く避けてくれればいいんだが…
でも以心伝心の仲じゃないからそれは無理な訳で。
最後に見たのは、戸惑う様な表情のぬらりだった。
ドサァッ____
そこからは起きた事を覚えていない。
〜
あれから__どれ位の時が経ったのだろうか。
俺はふと目を覚ました。
起き上がり辺りを見回すと、明るい事からまだ夜にはなっていなさそうだ。俺の右隣にはあの事後の階段、そして左隣には……
エ「!!?」
俺は“それ”を見た時驚くなんてそんな生温い反応はしなかった。
『驚愕』した。
いや、誰でもこんな事があったら驚くだろう。
特に…隣に自分が居れば。
うん。隣に俺が居るって事だ。簡単に言うと。
…いや、反応薄いぜ。もっと濃く←
…うん。そんな感じだ。上出来。
じゃなくて!今俺の隣に俺が居るって事を驚け!←
そう言えば…体に何か異変があるのに気付いた。それを見た瞬間俺は沈黙する。
エ「…」
俺が纏っているのはあの紅い衣じゃなく黒と白の長袖。腕にはいつの間にか杖が握られている。
俺はその場を離れると、ある部屋に入り鏡に自分の姿を映した。
エ「…」
うん、ぬらりだ。完璧に俺ぬらりになってる。
作者から
あ…(察し)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
今日の一言だよ!新学期だよ!全員集合〜編
質問!もし貴方が学校に行く事になったら!? 百鬼姫「は?妾?学校なんて必要ない!!」←※闇の教育はバッチリ
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宵月夜(プロフ) - 桜優季さん» リクエストありがとうございます(土下座) 近いうちに作成します〜!あのお二方は難しそうです…(笑) (2018年1月3日 19時) (レス) id: 535f385a7d (このIDを非表示/違反報告)
桜優季 - リクエストです!暗黒神と時空神のギャグ的なものをおねがいします!!!!!!!! (2018年1月1日 1時) (レス) id: e961a428d7 (このIDを非表示/違反報告)
宵月夜(プロフ) - おぉ、二度目のリクエストありがとうございます♪今のリクエストが終わり次第書かせて頂きますね!…意外な趣味…ですか、想像すると笑っちゃいます← (2017年12月21日 19時) (レス) id: 535f385a7d (このIDを非表示/違反報告)
ほづみん(プロフ) - リクエストいいですか?オロチの意外な趣味(歌、ダンス、裁縫、料理)の短編が見てみたいです。 (2017年12月18日 19時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
Bokarira(プロフ) - リクエスト、宜しいですか?注文が多くなりますが…。えっと、『オロチが熱中症になって、あやとり様を倒す』を作って欲しいです。無理なら、無理で大丈夫です。 (2017年8月4日 17時) (レス) id: e4e5c17d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮獅子 | 作成日時:2017年3月23日 13時