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土蜘蛛の場合
〜元祖屋敷〜
土「ハァ……ハァッ………」
オロチ「土蜘蛛殿……大丈夫ですか……？」
土蜘蛛「あぁ……それにしても古典妖怪の名も落ちぶれた物だな……
まさか吾輩が妖怪アツアツストーブ病になってしまうとは……」
オロチ「それより今は、ゆっくり休んでいて下さい。安静が一番ですから……何かあったら呼んで下さい」
土「あぁ、頼むぞ。」
ガラッ
オロチは障子に手を掛けて廊下を渡り居間へと向かった。
土蜘蛛は、それを見届けて自分の額にある布を掴み、それを近くにある水が張られた盥の中に浸した。
そして、ゴロンと寝返りを打つと、窓の外から目に風景が映った。
土「……古典妖怪が、か……暫く、本当に安静にしなければな……だが却って良かった……とても大ガマには見せられん……」
「残念だが、もう見てるぜ？」
土「……！！……やはりな……」
大ガマは障子に手を掛けて部屋に入って来た。
大「残念だったなー。俺に見られちまったのが運の尽きだな」
土「フッ……まぁこうなる事は百も承知だ。それより何をしに来た……？冷やかしか……？それとも餌食になりに来たのか……？」
大「残念だけどどっちも違うぜ。今日俺がここに来た理由は……」
ザッ
大ガマは、手を複雑に組み何か呪文の様なものを唱えた。
大ガマ「………………大滝の術！！」
土「なっ！！？」
ザバーーン！！(だから音笑)
何と大ガマがとった行動は、自らの妖術『大滝の術』を放って来たのだたった。
土「ゴフッ！！」
〜
水が収まった後、土蜘蛛はとある感覚を覚えた。
土「…………」
土蜘蛛は立ち上がり、大ガマの方へと立ち寄る。
そして土蜘蛛は、指をボキボキ鳴らしながら言った。
土「大ガマ？もしや熱を治してくれたのか？そうであれば礼を言わなければな。今からたっぷり、『礼』をしてやる。」
大「！！ガッ！！」
完全に気が抜けていた大ガマは関節技を完璧に受けた。
骨がギリギリ音を立てて締め上げられる。
大「いててて！！骨が！！足が一生曲がるっての！！聞いてんのか！？土蜘蛛！？土………」
大ガマが逆さまになってそう言い掛けると、更に蹴飛ばされる蹴り技を喰らった。
大「ガハッ！！」
土「有り難な、おかげで熱が治った。……あぁそうか。まだまだ礼が足りぬな」
大「ゲコォッ！！？」
そうして大ガマは土蜘蛛にフルボッコにされましたとさ☆←
めでたしめでたし。(おい)
作者から
注意※土蜘蛛とかオロチとか大ガマが妖怪アツアツストーブ病の熱さに触れないのはSランクで耐えられる設定だからです←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日の一言だよ！(笑) 〜あなたの弱点は？〜編
大ガマ「弱点かー、オロチの雷かな」(笑) 大ガマの妖術(水)はオロチの妖術に弱い(雷)笑
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蓮獅子 - 春音さん» こちらこそありがとうございました！ほとんど私得になってしまいましたが(笑) ぜひ続編の方も読んでみて下さ((( (2017年3月24日 17時) (
レス) id: 7b5b5448cd (このIDを非表示/違反報告)
春音(プロフ) - ありがとうございましたっ！土蜘蛛可愛かった/// (2017年3月24日 13時) (レス) id: 999c83cb04 (このIDを非表示/違反報告)
春音(プロフ) - ありがとございますっ！春音フッ・・・「酔った土蜘蛛読むの楽しすぎるぜ←」楽しみにしてます！（パクリましたすいません） (2017年3月21日 21時) (レス) id: 999c83cb04 (このIDを非表示/違反報告)
蓮獅子 - 春音さん» 作者「クッ……！酔った土蜘蛛書くの楽し過ぎるぜ←」更新頑張ります……！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 7b5b5448cd (このIDを非表示/違反報告)
春音(プロフ) - ウフフ・・・作成ありがとです！続き楽しみにしてますよ☆（ﾜｸﾜｸ） (2017年3月21日 12時) (レス) id: 999c83cb04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮獅子 | 作成日時：2017年1月1日 22時
