鎌鼬／伊丙入※ ページ30
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日本人、いや人間離れしたカーネーション・ピンク
少し垂れ気味の優しい印象を持たせる冬の空色の瞳に
花の蕾みたいな唇。胸こそ豊満だけれど身体は酷く細く
あぁ。当然ながら外見だけなんかじゃない
おっとりした見た目に似合わず好戦的なところとか
思ったそのままのことを言っちゃう度胸の大きさとか
子供っぽくて負けず嫌いなところとか純粋なところとか
方言混じりな言葉を隠してるところ、挙げたら切りが無い
「怪我しても一番の功労者はハイルちゃんだよ
道を開いてくれて僕、ううん皆すっごく助かったから」
「…そう!その意気だよハイルちゃん!!元気が一番!!」
「準特等になっちゃったりしたらどうする?
ほら。今度こそ有馬さん、褒めてくれるかもだよ」
怪我を負わされて落ち込むハイルちゃんを励ます
ハイルちゃん今までこんな大きな怪我しなかったから
ショックも大きいみたいだけど、大丈夫だって伝えれば
直ぐにいつも通り、元気になってくれて。あぁ、安心した
暫く世間話をしていて中々宇井さんが来ないから
ハイルちゃん、僕ね。小さな言葉を紡ごうとすると
微妙、いや絶妙なタイミングで宇井さんが来てくれた
到着が遅かったからハイルちゃんは文句たらたら
また怒られるよと慌てて宥めてると宇井さんに肩を
ぎち、嫌な音がするくらい掴まれて思いきり睨まれた
焦りや懇願にも似た目で。何、してるんだと
ハイルちゃんの介抱、それに僕も足を負傷して
休憩をと話している最中ハイルちゃんが運ばれる
僕も宇井さんに担がれるようにして反対方向へ行く
「え、宇井さん何処に?」
「……お前もハイルも、医療班のところだ」
「なら僕もハイルちゃんと同じところに
だって、まだ言えてない。あと少しなのに」
A!!!。酷く声を荒げた宇井さんに制止される
ぐらりと肉の抉れた右足のせいで倒れかけると
宇井さんが受け止める。震える声で、ハイルはと
理解が出来ず視線を逸らすとハイルちゃんと目が合う
運ばれていったハイルちゃんでは無く、小さな首だけの
「………あ」
ぼろ。僕の目から壊れたように涙が溢れた
認められなかったなんて、何れだけ弱虫なんだ
十余年君に焦がれ続けて、勇気も力も手に入れた
無茶苦茶に体を酷使して幾つもの戦場を駆け抜けて
君が焦がれるあの人みたいになりたくて。それなのに
なのに。どうして君は遠のくの?
(閉塞的御伽噺)
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アホ毛50% - 遊莉さん» ノアは望むもの手に入れる為なら何でもすると思ふ (2016年7月4日 20時) (
レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» 甘酸っぱくはねえな (2016年7月4日 19時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» 因みに今日中に続編作るから見てくれるとうれぴぃ…(小声) (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» どうや?甘酸っぱい()片想い書いたよ!!!(自棄)我ながら、このあと夢主ちゃんはどう生きていくんですかねぇ… (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» あーーアホ毛………ヴっしんどい………なんかさあ…アホ毛と趣味性癖がかなり一致しててさあ…リア友ならドン引きされることでも平然と言えるから…すき……とにかく神田ユウはやばかったです… (2016年7月2日 22時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
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