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親友の所へ向かう途中、Aはメールを打った
内容は置いておく。兎にも角にも只素早く送信した
同族嫌悪などと言われてもAと静雄は違う
知人らしい知人といえば片手で数える程しかおらず
親友は首無しライダーと名を馳せるセルティあるA
それに比べ静雄は違う。友人も家族も普通にいて
短気ではあるが根は優しく名の通り平和を好んでいる
Aと折原さえいなければ正に、平和島静雄だろうに
『伝えた。お前には怪我は無いのか?』
そんなとき喧騒に紛れるように小さい着信音がして
尻ポケットから携帯を取り出して開くと光る画面には
親友からのメール。Aは内容に眉を潜め返信を打つ
『あるけど、ほっぺに掠り傷だから気にしないで』
『駄目だ。それならお前の頼みは聞けない
嫌なら先ずお前がきちんとその傷を何とかしろ』
やはりどうしても頭が上がらない。肩を竦めた
はいはいと。適当な返事を打って携帯を仕舞って
目の前の扉を開けて親友と熱い抱擁を交わしながら
しっかり感じる二つの柔らかみを悔しく感じていると
妬けちゃうなぁ、と。随分と聞き慣れた声が飛んできた
ちらりと目を動かせば皺の無い白衣を翻しながら
人によっては胡散臭く見える笑みを浮かべた闇医者
「久しぶり、相変わらず可笑しなことやってるの?」
「心外だなぁ。純粋な医療行為しかやってないよ」
言い終えたと思えば何やら濡れた布で頬を拭かれ
更に濡れた(臭いからして消毒液)ティッシュで拭かれ
ぺた、と乱雑に絆創膏を貼られる。頬が少しだけ痛んだ
彼奴は。Aが訊くと、消毒はしたが塞がってた
何故かセルティが答え新羅は笑い、伝えれてみば?と
Aは新羅を鋭く睨むと、セルティの肩に顔を埋めた
「臆病で、優しくて、強くて、一人ぼっち」
「まるでお伽噺みたいなあの平和島静雄(化物)に
異常なだけの私は似合わない。どうやったって片想い」
「気を引くくらいは良いでしょ?」
新羅は思わず苦笑した。先程の言葉はおふざけでな無い
先ず。彼奴に怪我させちゃった、治療してやって
次に。彼奴に怪我させた、悪ぃけど手当て頼めるか
つい先刻に送られてきた二通のメールを思い浮かべて
新羅は微笑ましいやら悩ましいやらで、痛む頭を抱える
うざいだなんて口実も、喧嘩だなんて名目も
たった一言、二文字でいらなくなるのになと笑って
(ねぇ、鼠さん知ってる?)
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アホ毛50% - 遊莉さん» ノアは望むもの手に入れる為なら何でもすると思ふ (2016年7月4日 20時) (
レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» 甘酸っぱくはねえな (2016年7月4日 19時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» 因みに今日中に続編作るから見てくれるとうれぴぃ…(小声) (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» どうや?甘酸っぱい()片想い書いたよ!!!(自棄)我ながら、このあと夢主ちゃんはどう生きていくんですかねぇ… (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» あーーアホ毛………ヴっしんどい………なんかさあ…アホ毛と趣味性癖がかなり一致しててさあ…リア友ならドン引きされることでも平然と言えるから…すき……とにかく神田ユウはやばかったです… (2016年7月2日 22時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
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