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彼の温度を感じるからか勝手に身体が熱くなって
脳の容量を遥かに越えた快感にちかちかと星が散る
突き上げられる度に喉が引き吊ったような声が漏れて
彼の堪えるような呻き声に彼も気持ち良いんだと思って
ぼんやりと霞が掛かった思考でも嬉しくて堪らない
近付いた絶頂が大き過ぎるからか少し恐ろしく
それを紛らわすように彼の褐色の背中に爪を立てる
首筋に一瞬の痛みを感じたとき、子宮が感涙を溢した
満たされる。幸福が直に注がれているようだ
下腹部からじんわりと伝わってくる熱が心地好い
「あ、ナルメ ひゃ、ま。ん ひっ、あ あぁ
……キス キスしてくださ ぁ…は ふ、ぅんっ…」
満足に呂律が回らない侭子供のようにキスを強請る
ふわ。まるで覆い被さるようにして彼は私に口付けて
ぴちゃり くちゅ、唇の隙間から官能的な水音が響いた
何度も動かした舌は既に感覚が無くなり始めていて
漸く彼が離れたとき絹のような銀の糸が二人を繋いだ
とろりとしたそれは細まっていた場所からぷっつり切れ
彼はほんの少し残念そうに褐色の唇を真っ赤な舌で舐める
彼はゆっくりと私の上から退いて私の横に寝転がった
暫くそのままいて息と思考が落ち着いてくると
改めて、遂に致してしまったのだという感覚がして
熱い顔を誤魔化すように柔らかい枕へと顔を埋めると
隣からくつくつと、喉を鳴らして笑う彼の声が聴こえる
誘ったのはお前だろうに。その声に反論しようと
上半身を起こしかけて、腰の鈍痛に呻きながら諦める
眉を潜めた彼は痛むか、と訊いてきて私は頷くが
ここまで荒々しくした癖に何故手を出さなかったのか
その旨を伝えると彼は、一瞬目を伏せてから語り始めた
「少し、心の何処かで怖かったこともある」
「オレはお前が思っている以上にお前を愛してる
だからこそ抑えが効かず、壊してしまいそうだった」
いつの間にか上半身を起こしていた彼は空を見詰め
脱力したようにヘッドボードに凭れて、私を一瞥する
その心配したような、また或いは戸惑いの目線に
思わず噴き出して笑ってしまうと彼は当然混乱して
何度も私に声をかけるけれど反応する余裕などは無い
一頻り笑い、笑い過ぎた涙を拭いながら彼の頬を撫でる
「貴方の妻ですもの。それでも本望ですわナルメス様」
目を見開いたあと紅に染まる褐色の頬が愛おしく
可愛らしい、と漏らすと翡翠の瞳が私を睨み付けた
(とびきりの、とっておき)
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アホ毛50% - 遊莉さん» ノアは望むもの手に入れる為なら何でもすると思ふ (2016年7月4日 20時) (
レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» 甘酸っぱくはねえな (2016年7月4日 19時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» 因みに今日中に続編作るから見てくれるとうれぴぃ…(小声) (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» どうや?甘酸っぱい()片想い書いたよ!!!(自棄)我ながら、このあと夢主ちゃんはどう生きていくんですかねぇ… (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» あーーアホ毛………ヴっしんどい………なんかさあ…アホ毛と趣味性癖がかなり一致しててさあ…リア友ならドン引きされることでも平然と言えるから…すき……とにかく神田ユウはやばかったです… (2016年7月2日 22時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
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