華溢／ハワード・リンク ページ11
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金のシルクの束ような髪に少女が細い手を伸ばし
さらり。優しく撫でて持ち上げれば髪の主は振り返る
髪の主リンクは朱を帯びた瞳で少女を捉えると
“またか“。そんなことを言いたげに溜め息を吐くが
少女はそれでも離れず年齢にそぐわない厭らい微笑みで
今日も綺麗ねと、恭しく編まれた髪にキスを一つ落とした
そのまま少女は口を小さく開け数本の髪を含んで
ゆっくり歯を立てて噛み切ると口内の唾液と混ぜる
ぐちゅ、ぐちゃ。瞬間、雷に襲われたような刺激と興奮
容量を遥かに越えた快感に細く小さな身体が震える
少女が恍惚とした表情であっ、と漏らすと
リンクはまた溜め息を吐き少女の口許に布をあて
吐きなさい、と。幼子を宥めるように優しく言った
少女は後ろ髪を引かれながらもとろ、と吐き出す
布に包まれ唾液で光る自らの髪にリンクは顔を歪めた
「ウェリアス。貴女の嗜好に煩くは言いませんが…
仮にも未だ18歳の少女です。慎ましくとはいかずとも」
そんな説教を聞こうとせず、A・ウェリアスは
リンクの髪を弄り嬉しそうにくすくすくすくすと笑い
三つ編みを解き、癖の付いたうねる髪を小さな掌に掬い
あ、と開けた口へ運んで行くが、リンクがそれを許さない
不満気に色付いた頬を膨らませるようにしながら
君が、余りに美味しそうなものだから。そう言って
「よく実った小麦のように綺麗に輝いて
手折りたての薔薇の花のように甘く匂やかで
美味しくて興奮して、何をしてても堪らなくなる」
「私には、ゼウスの心臓より価値があるよ」
そう言いながら肺に詰めるように香りを吸って
掬ったままの一束の髪に心底愛おしいように頬を擦る
背後にいるまま髪ごとリンクの首を両手で掴んで
力を少し込め楽しそうに笑いながら距離を縮めていく
耳朶にキスをするような近距離で擽るように小さく囁いた
「それに。髪の毛は消化されないんだそうだ
私のナカにリンクが残るんだよ。ずっと一緒に」
素敵だろう。Aが息を吐きながら言うと
生暖かい、吐息混じりの声が鼓膜を揺さぶる感覚に
リンクは今まで規則的だった呼吸をぐ、と詰まらせる
艶っぽい声で、感じてしまったかい?と訊かれ
リンクは顔を赤くして背中に張り付くAを剥がし
つらつらと長い説教を始めるがAは笑顔のままで
ただ見せつけられた白髪の少年は深く溜め息を吐き出した
(人魚の尾鰭をなぞる、小さな足の指)
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アホ毛50% - 遊莉さん» ノアは望むもの手に入れる為なら何でもすると思ふ (2016年7月4日 20時) (
レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» 甘酸っぱくはねえな (2016年7月4日 19時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» 因みに今日中に続編作るから見てくれるとうれぴぃ…(小声) (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50% - 遊莉さん» どうや?甘酸っぱい()片想い書いたよ!!!(自棄)我ながら、このあと夢主ちゃんはどう生きていくんですかねぇ… (2016年7月4日 6時) (レス) id: 11bcba6a22 (このIDを非表示/違反報告)
遊莉(プロフ) - アホ毛50%さん» あーーアホ毛………ヴっしんどい………なんかさあ…アホ毛と趣味性癖がかなり一致しててさあ…リア友ならドン引きされることでも平然と言えるから…すき……とにかく神田ユウはやばかったです… (2016年7月2日 22時) (レス) id: 4bcfa69d12 (このIDを非表示/違反報告)
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