お節介な幼馴染 ページ41
まだ人気のない朝の教室。
カバンを置いてナムジュンのお達し通りに放送室へと向かった。
すでに朝の校内放送が始まっていた。
今日の担当は確か……
考えていると、突然スマホの通知音が鳴った。
ナムジュンからのメッセージだった。
───────────……
ああ
まったくお節介にも程がある。
私をここに送り込んだわけがわかった。
扉の前で目を閉じて静かに息を整える。
中体連が終わってからお互い気まずくてまともに口を聞くことがなかった。
せっかく同じクラスになれたのに。
最後の中学生生活をこんな形で過ごすのは嫌だから。
それはきっと
私ではなく、彼女もそうだと思う。
重く閉まった扉をゆっくりと開けた。
89人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sr - 続きが楽しみです。 (2020年9月6日 11時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 面白いデス (2020年8月19日 18時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 出してください (2020年8月18日 0時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めめっち | 作成日時:2020年8月9日 23時