SnowManの紅一点は渡辺翔太と不仲です。

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渡辺｢え、もしかしてまだどこか悪い...？｣



『違う...っ』



言わなきゃ... 自分の口で。




『翔太くん、ごめんねっ...』





翔太くんの決意がどれだけ固いかは分からないけど、
私の思ってることだけは伝えたい...






渡辺｢...なんだよ、いきなり...｣







『私、ちゃんとSnowManの足引っ張らないように
頑張るから...っ』




『翔太くんにもメンバーにも迷惑かけないようにする...』






渡辺｢...｣







『だから、Snow Man辞めないで...っ』









涙ながらに話す私を、翔太くんは驚いた顔を浮かべながら聞いていた。







渡辺｢お前さ...｣


『それでもダメなら、私が辞めるから...っ、』





渡辺｢は...？｣




『翔太くんには、ずっとSnow Manにいて欲しい...。』




渡辺｢...｣






もう彼に負担をかけたくない。


ただそれだけ...


私は、絶対辞めさせないから。








渡辺｢なぁ...









さっきから何の話してんの？｣





『...え...？』







渡辺｢俺、Snow Man辞めるとか言った覚えないんだけど。｣



...




『どういうこと...？』





なんの事か分からないような顔をする彼を見て酷く焦った。




『えっ...でもっ、照くんにもう限界とか、俺には無理、とか言ってたじゃん...っ』



そう、そうだよ...

あれは翔太くんの声だった、絶対！








渡辺｢ふ...ふははははっ笑笑｣




...え？

私がぽかんとしている前で、お腹を抱えて爆笑している彼。





渡辺｢あー...ごめんごめん...あれね、





台本の読み合わせしてただけだから。笑｣





『...だい、ほん...？』

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