SnowManの紅一点は渡辺翔太と不仲です。

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スタッフ《開演5分前でーす！》




慌ただしい、舞台袖にスタッフさんの声が響き渡る。







ステージ裏なので、ファンの声も聞こえてくる訳だから、より緊張は増していく







向井｢なに緊張しとんねん、ほら深呼吸！笑｣





康二くんの声に合わせて、深呼吸をすると気持ちが少しスッキリとした。








深澤｢A。｣

深澤｢今日のステージは自分が主役だと思って、精一杯楽しめよ！｣





『うんっ！』







そしてついに、SnowMan単独ライブは幕を開けた。





【Kiss ＆ Cry 涙も唇で拭おう その笑顔が Ah Ah 輝く その日まで〜♪】




ファン《ｷｬｰ!!!!》




岩本｢横浜〜！！楽しむ準備は出来てるか〜！！！｣




渡辺｢今日は俺達と盛り上がっていこうぜ！！！｣





ステージに立つ経験はいくつかあったけど、これまでとは大違いで





湧き上がる黄色い歓声

会場全体に輝く10色のペンライト







全ての物が新鮮で初めてだった。









『...！』





客席の近くに行ったときに目に入った


《A》のうちわの文字。







周りをよく見ると、それは一つだけじゃない。

たくさんの人達が私を応援してくれていた。






『...ありがとうっ！』






嬉しくて嬉しくて、思わずこぼれてしまう涙。







こんな温かいファンの人達に囲まれている、このグループに入れて幸せだ。





心からそう思った。

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